福岡県議会の蔵内勇夫議長に対する議長職の辞職勧告決議案をめぐり、17日の臨時議会で採決の中止を求める動議を出した最大会派、自民党県議団の林泰輔県議のホームページが一時停止されていることがわかりました。
林県議は臨時議会で「採決を図ることは極めて拙速であります」などとして、辞職勧告決議案の採決中止を求め、動議は賛成多数で可決されたため、辞職勧告決議案は採決に至りませんでした。
また、議会後の取材に対し林県議は「決議案自体を出すこと自体が県議会にとって汚点だということ。根拠がない決議案を出すこと自体がおかしい」などと述べていました。
林県議はその後、「本件について正確な情報をお伝えする準備のため」などとして自身のホームページを一時停止し、現在は「ホームページの一時停止と県議会での対応について」と題された文書だけが掲載されています。
林県議は蔵内議長の元秘書で「今回の動議は、私自身の判断に基づき、私自身の言葉で提出したものです。蔵内議長本人から、動議提出の指示を受けた事実はありません」として、ホームページでは以下の通り説明しています。
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8月17日の福岡県議会臨時会において、私が提出した緊急動議について、多くのご意見をいただいております。私の説明が十分でなく、県民の皆さまに疑念を招いていることを重く受け止めています。
議会を代表する議長に辞職を求めることは、重大な政治判断であり、客観的な事実に基づく十分な審議が必要であると考えています。
今回の決議案には複数の理由が示されていましたが、私は、当日の段階では議長辞職相当と判断するための事実関係と審議が十分ではなく、採決に進むことは拙速であると判断しました。
また、同日の臨時会では、第三者委員会の設置が議決されています。まずは調査に全面的に協力し、その結果を踏まえて判断すべきとの考えから、採決に進むべきではないと主張いたしました。
一方で、私が蔵内議長の秘書を務めていたことから、関係性を理由に擁護したのではないかとのご指摘もいただいております。
今回の動議は、私自身の判断に基づき、私自身の言葉で提出したものです。蔵内議長本人から、動議提出の指示を受けた事実はありません。
当日の動議の趣旨説明全文は、以下のFacebook投稿でご覧いただけます。
なお、同投稿は8月17日の発言内容を記録したものであり、現在の考えと今後の対応については、本ページに記載のとおりです。
今後、私は第三者委員会等の調査に全面的に協力し、その結果が示された段階で、事実に基づく私の考えと対応を改めてご説明いたします。
現在、本件について正確な情報をお伝えする準備のため、ホームページを一時的に停止しておりますことをご了承ください。
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林県議は前回2023年の県議選に朝倉市・朝倉郡選挙区から立候補し、無投票で当選しました。
県議会では警察委員会の副委員長や「ワンヘルス・地方分権等調査特別委員会」の委員を務めています。
