福島テレビの斎藤恭紀気象予報士が4日の天気を解説。4日は日差しが届くものの、冷たく湿った風「ヤマセ」や台風13号の影響による高波に注意が必要です。気になる梅雨明けやお盆休みの天気傾向と合わせてお伝えします。
■太平洋高気圧とオホーツク海高気圧
4日は地上ではオホーツク海高気圧から冷たく湿った風「ヤマセ」が吹き込む一方、上空では夏の太平洋高気圧が北へ張り出す珍しい気圧配置となります。上空の高気圧が強いため夕立の心配はありませんが、沿岸部では台風13号からのうねりが入り、波の高さが3m〜4mと高く大変危険です。6日(木)まで高い波が続くため今週は海水浴に適しておらず、海岸には近づかないよう注意が必要です。また、会津美里町で人がクマに顔を引っかかれて怪我をする事故が発生したほか、会津若松市や本宮市、福島市でも目撃や足跡が確認されています。市街地近くの河川敷や田んぼ周辺でも十分な警戒をしてください。
■4日のエリア別天気
【会津地方】
一日を通して晴れて、福島県内では最も暑くなりそうです。只見で32℃、喜多方で31℃、会津若松で30℃まで上がり、しっかりとした暑さ対策が必要です。4日は神明通りで神明神社の祭りが開催され絶好のお祭り日和となりますが、熱中症対策を万全にして楽しみましょう。
【中通り】
ヤマセの影響で朝晩は低い雲が広がり、福島で19℃、郡山で17℃など20℃を下回る肌寒さとなります。朝晩のお出かけには上着を用意しておくと安心です。日中は青空が広がり、白河市では日中ずっと晴れるのが約2週間ぶりとなります。最高気温は25℃〜27℃前後で、夕立の心配はありません。
【浜通り】
ヤマセの影響でやや雲が多めの空模様となります。最高気温は相馬で24℃、いわきで26℃と過ごしやすいですが、海は台風からのうねりにより波の高さが4mと非常に危険な状態です。高波にさらわれる危険があるため、海辺でのレジャーは絶対に避けてください。
■週間予報
気象台によると、雨の季節が終わったという意味で4日にも「梅雨明け」が発表される可能性があります。しかし、例年のように晴れて暑い日が続く理想的な梅雨明けとは程遠い見通しです。9年前の2017年も8月2日に梅雨明けが発表されたものの、ヤマセの影響で連日曇りや雨となり、9月に「梅雨明けなし」へ修正されました。今年もお盆期間(11日〜16日)にかけて太平洋高気圧が弱く不安定な天気が続く見込みです。全国の広範囲でゲリラ雷雨の可能性があり、在来線のダイヤが乱れるおそれもあるため、移動の際は最新の気象情報に注意してください。
※2026年8月3日放送の福島テレビ・テレポートプラスの天気コーナー「福テレ空ネット」からの抜粋記事。気象情報は放送時(午後6時半時点)のもの。最新の予報をご確認ください。
