今年の夏、異変を感じている人も多いのではないだろうか?8月3日の福島市の最高気温は23.2℃と9月下旬並みだった。しかし、油断は禁物だ。

■今季は猛暑日が5日 でも油断禁物
8月3日正午前。気温が高くなる時間帯にもかかわらず、福島市では長袖の人も。「暑い時は暑くて、涼しい時は涼しいから、ちょっと環境が変わってきてると思う」と話す。
梅雨明けもまだ発表されず、今シーズンは5日しか猛暑日を観測していない福島市。しかし、ここで油断してはいけない。
福島市消防本部の渡辺和央さんは「気温が高くなった初日より、2~3日経ってから救急搬送が増える傾向がある。体に熱が蓄積したり、疲労がたまったりすることが考えられる」と語る。

■隠れ熱中症に注意!
福島市消防本部によると、2026年に入ってからの熱中症の疑いでの救急搬送は、去年よりも少ないものの、福島市内だけで75人にのぼる。
気温が高くなくても『隠れ熱中症』のリスクがあるとされる。ポイントは【年齢】【時間】【湿度】だ。
救急搬送で特に多いのが、高齢者が屋内で熱中症になるケース。
福島市消防本部の渡辺さんは「高齢者は喉の渇きを感じにくい。あとは汗をかきにくかったり、体温調整ができない・しにくかったり。暑さを感じにくいということが考えられる」と指摘する。
のどの渇きや暑さを感じにくくなり、水分補給やエアコンの使用を忘れてしまいがちだという。

■時間・場所・湿度もポイント
高齢者でなくても、夜寝ている間やプール・海水浴で遊んでいるときは、渇きや暑さを感じにくくなり、リスクが高まる。
さらに福島市消防本部の渡辺さんは「湿度が高いと汗をかいても乾きにくい。気化熱がうまく使えずに、体温を下げにくくなることで熱中症につながると考えられます」と話す。
福島市では7月の最高気温の平均が30.1℃と、2025年の7月よりも4℃ほど低かったものの、およそ半数の日で湿度が80%超えだった。気温に惑わされずに体調管理に気を付けてほしい。

福島テレビ
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