大型で非常に強い勢力の台風13号が日本に接近中。
その影響はすでに各地に表れています。
連日のゲリラ雷雨は東海地方から西日本を中心に、3日も発生しました。
ゲリラ雷雨に見舞われた3日午後の大阪市内では、音を立てて打ち付ける大粒の雨の様子がみられ、突然の急変になすすべがなかったのか、ずぶぬれで自転車をこぐ人々の姿もありました。
JR天王寺駅でも突然の大雨により雨漏りが起きていると、注意を呼び掛けるアナウンスが聞かれました。
同じく大阪府の池田市では、雨だけでなく風が吹きつける様子もみられました。
風に流され波打つように大粒の雨が降るのは、長野県の飯田市も同様でした。
他にも愛知県や京都府、福井県など中部・関西の各地方を中心に急な激しい雨が降り、地震が発生した熊本県では水俣市で大粒の雨が確認されました。
一方、梅雨末期の東北地方各地では、記録的な大雨の被害が残されていました。
秋田・横手市では72時間で209.5mmの雨を記録され、濁った水が流れている黒沢川周辺の道路には何かがえぐり取られたような跡がみられました。
かつてのこの場所を見ると橋が架けられていました。
しかし、その橋はいま今回の大雨の影響で崩落し、橋に敷設されていた水道管も壊れたといいます。
岩手県でも2日、道路を越えた濁流が辺り一面に広がり、岩手・奥州市では、この状況を見た走行中の車が突如、引き返すひと幕もみられました。
岩手・西和賀町で2日、72時間の降水量が観測史上最大となる331mmを観測しました。
影響は他にもみられました。
映像は一見、沼か大きな水たまりのように見える場所が移っています。
これは、実はもともとメジャーリーグ、ロサンゼルス・ドジャースの大谷選手を模した田んぼアートがあった場所です。
水が引いたあとに確認すると、稲が複数折れ曲がっていたといいます。
農業の水没被害は他にもあり、岩手・一関市弥栄では、ネギ畑が被害に遭いました。
水は引いてから確認すると、根元から抜けたり倒れてしまっています。
猛暑にゲリラ雷雨、梅雨末期の大雨。
この時期特有の天候が列島各地を襲う中、さらなる注意が必要なのが、大型で非常に強い台風13号。
台風名「ドルフィン」です。
3日午後6時現在、日本の南の海上を西寄りに進む台風13号は4日には小笠原諸島に接近。
週末には沖縄を直撃する恐れがあります。
その影響が早くも表れていたのは、イルカのすむ島として知られる伊豆七島の1つ、御蔵島。
映像を見ると、港を出発した船の向こうには、白い波がうねりを打つ様子が分かります。
船は、この波を越える際上下左右に船体を大きく揺らしながら何とか沖へと出て行きました。
一方、東京都心から約1000km離れた午後4時ごろの小笠原諸島父島。
空は晴れていて一見、台風13号の影響はないようにも見えますが、映像の画面右下の樹木を見ると、風で大きく揺れているのが分かります。
小笠原諸島の明日予想される最大瞬間風速は45メートルとなっていてすでに波浪警報も発表。
その影響で、4日と5日の東京-父島間の航路について、欠航が発表されました。
台風13号は、週末には夏休みシーズン真っただ中の沖縄や被災地・熊本にも接近する恐れがあり、今後の情報に十分な注意が必要です。
