防災システム研究所の山村 武彦 所長に聞きます。山村さんは国内外の災害現場を調査し、防災意識の啓発に取り組んでいます。
熊本では再びこの震度七の揺れに見舞われたということになるんですが、今回の熊本地震、どのような印象をお持ちですか。
【防災システム研究所 山村武彦 所長】
10年前の熊本地震は最大ガル数加速度が1791ガルなんです。今回はそれを大幅に上回る2473ガル、もうすごい揺れ方なんですね。ですから、震源に近いところでは凄まじい揺れだっただろうと、そういう揺れをもたらした地震だと思います。
ーーこの酷暑の中の皆さん、作業をなさってるんですが、山村さんが今一番気になってらっしゃるとことはどんなことでしょうか。
【防災システム研究所 山村武彦 所長】
早い点は、電気の復旧が比較的早かったっていうことと、そしてホームセンターやコンビニが比較的早くオープンして、3日も行ってみてきたんですが、だいたい10軒のうち8軒ぐらいはオープンしている。
ガソリンスタンドも閉鎖されていた所も含めて、行列がほとんどもうできていないという状態なんです。
そういった点は朗報だと思うが、それが比較的早い点。今遅いのは断水復旧ですよね。この断水が一番の問題点ではないかなというふうに思います。
断水が続くと、この被災地内の旅館とかホテルはどうしても営業できない。ですから、そうするとそこへ泊まる、その作業員が泊まれないもんですから、復旧がさらに遅れる。断水復旧も、また悪いスパイラルになってしまわないか心配です。
