富山県内は厳しい暑さが続いていて、週末は猛暑日が予想されています。夜も気温が下がらず、寝苦しさが続き夏バテの原因にもなりそうです。そこでエアコンの上手い使い方についてお伝えしたいと思います。
寝るときに喉を痛めてしまうからなどの理由でエアコンをつけないという人もいるようですが、エアコンをどのように使っているか、まちで伺いました。
*タイマー派 29℃
「寝るときも温度29℃にして3時間タイマーで。でも冷えてくるんですよ。布団着て寝ています」
*タイマー派 28℃ほど
「タイマーをつけている。タイマーが切れると暑くなる、目が覚めて、またつけて、また寝る」
Q.つけっぱなしのほうがいいのでは?
「でも電気料金が高いかなって」
*つけっぱなし派 28℃
「エアコンつけ始めたときは、朝になった時は喉が乾燥して喉が痛いとかよくあった」
*つけっぱなし派 26℃
「私は羽毛布団を着て寝ているんですが、子どもは何も着ずに丁度良さそう。子どもにとって、適切な温度とか湿度が知りたい」
みなさんの意見は、就寝中のエアコンはタイマーを設定するのと、つけたままにするとに別れました。
暑さで寝苦しい夜、どちらが身体のために良いのか、エアコンの正しい使い方を富山大学救急医学講座の土井智章教授に聞きました。
Q.つけたままかタイマーかどちらがいい?
*富山大学救急医学講座 土井智章教授
「つけっぱなしの方がいい。熱中症は環境で防げますので、電気代を削って命を削らないようにしてもらいたい」
大手電機メーカーの実験によりますと、30度だった室温をエアコンをつけて27度まで下げ、3時間後にエアコンの運転を停止すると30分ほどで室温は28度を超え、8時間後には31.2度まで上昇し、寝苦しく感じる環境になる結果が出ています。
また、気になる電気代ですが、つけたままにした場合とタイマーに設定した場合とでは、1カ月に450円しか差がないとしています。
エアコンの設定温度も気になるとことですよね。
暑い夏でもぐっすりと眠れるベストな設定温度は、一般的には25度から28度と言われますが、その理由について聞きました。
*富山大学救急医学講座 土井智章教授
「良質な睡眠をとるためには、頭の脳の温度が下がることが重要とされている。少し気温を低めにエアコンを設定して、着るものや布団などで調整するといい」
自分の感覚に合わせた温度調節が大切ですが、脳と体では快適な温度は異なるといい、就寝時は涼しいと感じる温度まで下げることが重要だそうです。
一方で、体は冷えやすく、温めて寝るために夏も布団が有効だといいます。
また子どもと高齢者でエアコンの設定温度を変えたほうが良いと言います。
*富山大学救急医学講座 土井智章教授
「高齢者は皮膚が薄いので、エアコンが寒く感じる傾向にある。子どもの場合は身長や体重に比べると体表面積が大きめなので外の温度を取り込みやすい」
Q.25℃、28℃どちらに合わせるべき?
*富山大学救急医学講座 土井智章教授
「それであれば低めに設定してあげてほしい」
Q.一番暑がりの人に合わせる?
「ある程度そのほうがいい」
まとめると、猛暑が続く夏を乗り切るにはエアコンを使うことは大切。エアコンはスイッチを入れたときに最も電力を使用するので、エアコンは常時つけっぱなしにして穏やかな快適さをキープすること。設定温度は28℃を室温の上限と考え、年齢や自分の感覚に合わせて温度調節をしましょう。
