最大震度7を観測した熊本地震から初めての週末を迎えました。
地震による死者は36人に上っています。
8月1日も猛暑となる中、復旧に向けた動きも始まっています。
地震発生から5日目の熊本市では36.6度、熊本・八代市で35.9度を観測するなど、各地で猛烈な暑さが続く中、被災者は片付け作業に追われています。
熊本・宇城市の住宅では災害ごみの片づけが進められていますが、中は風がなく、まるでサウナのような暑さです。
被災者:
40分間仕事(作業)したら20分間休憩している。午前中にメインで片付けて、お昼以降はほとんど作業しません。(午後は)危ないなという状況。
この住宅では震度7の揺れで、壁が壊れるなどの被害がでました。
まだ電気も水道も復旧していないため、隣の人から、井戸水をもらって顔を拭いたり、掃除などに使っているといいます。
一方、震度6強を観測した熊本・益城町では、1日からボランティアの受付が始まりました。
益城町に開設されたボランティアセンターには、早朝から多くのボランティアの方々が続々と集まっていました。
高校生:
(Q. ボランティアに参加した理由は?)自分の県が被災していて、いてもたってもいられなくなったのが一番です。
ボランティアの参加者は町内の被災した住宅へ向かいます。
依頼主の男性:
ここにあったタンスと、その上に載ってたのが倒れてきてる。
依頼したのは、この家に1人で住む70歳の男性で、足が悪く片付け作業ができないといいます。
ボランティアは倒れたタンスを直したり、ぐちゃぐちゃになった部屋の中を、約1時間半かけて片付けていきました。
依頼主の男性はボランティアの参加者について「助かるどころじゃないです。顔がほころぶんです」と話しました。
ボランティア:
普段の生活に戻るのは厳しいところがあるなと感じた。そこでお手伝いできてよかった。
今回の地震では、熊本・甲佐町の工場で働いていたベトナム人技能実習生のチャンバン・ソンさんも犠牲になりました。
1日、ソンさんの兄が取材に応えてくれました。
ソンさんの兄:
生活と仕事の面で会社から組合や先生によくしていただいていて、母国と離れても楽しく過ごしていると弟が話していました。
ソンさんは生後7カ月の子どもと妻をベトナムに残し、2026年1月から技能実習生として働いていたといいます。
工場での作業中、地震で屋根の鉄骨が落下し下敷きとなり亡くなったということです。
<フジネットワーク サザエさん募金> 令和8年熊本地震被災地救援
