今回の地震は行政施設にも影響を与えています。熊本市役所では建設当時に使用されていたアスベストが一時露出し、一部の部署が別の場所に移動して業務を続けています。
尾谷いずみキャスター:
「柱に吹き付けられているアスベスト、地震によってカバーが外れ、一時むき出しとなりましたが、現在はシートを貼って飛散を防ぐ処置がしてあります」
熊本市役所の今の庁舎が完成したのは1981年。当時は、鉄骨の柱や梁の耐火材としてアスベストを吹き付ける手法が一般的だったといいます。
しかし、その後、肺がんや悪性中皮腫などを引き起こすとして、アスベストは全面禁止となっています。
7月28日の地震では、9階フロアの柱の一つでアスベストが露出。調査の結果、アスベストの飛散はなかったということです。
熊本市管財課 山本 孝寿 課長:
「余震で中から飛散しないよう処置している。このあと修理はするので、修理の際に飛散するかもしれないので職員は外に出している状況」
9階フロアには設備課など8つの部署が入っていましたが、一部を除き、ほとんどが別の階の会議室などへ移動し、業務を続けています。
アスベスト飛散防止の修理時期、現時点では未定ということです。
