気象庁によると、「猛烈な」台風13号は今後西へ進み、小笠原諸島に近づいたのち沖縄方面へ接近する可能性があります。
また、きょう=7月31日は西日本から東日本を中心に猛暑日が続き、奈良県上北山村では最高気温39.6度を記録しました。
片平敦気象予報士が今後の見通しと注意点を解説しました。
■“最強クラス”の台風13号
南東の海上にある台風13号は、31日正午現在、中心気圧910ヘクトパスカルという「猛烈な」強さに達しています。台風の強さとして「猛烈な」は日本の分類で最も強い段階に当たります。
片平気象予報士によると、台風13号は夏の高気圧の南側を通り、西へ西へと進む見込みです。
8月2日ごろに南鳥島付近を通過する見通しで、南鳥島気象観測所の職員は危険が及ぶことが予想されることから、すでに退避済みとのことです。
その後、4日ごろには小笠原諸島に近づく見通しです。
■気象庁の“シミュレーション”では…
その後の進路についてはまだ不確定な要素が多く、気象庁のスーパーコンピューターによる複数のシミュレーションでは、沖縄方面に近づく可能性も示されています。
本州・西日本方面への接近を示すものもあり、今後の動向に引き続き注意が必要です。
■「昼間の外出は場合によっては命に関わる暑さ」
また、きょう=31日の最高気温は西日本から東日本の広い範囲で猛暑日になっていて、特に紀伊半島で気温が高い状態が続いています。
奈良県上北山村では39.6度を記録し、40度に迫る猛烈な暑さとなっています。
片平気象予報士は「昼間の外出は場合によっては命に関わる」として、不要不急の外出をできるだけ控えるよう呼びかけています。
やむを得ず外出する場合は、日傘の使用・こまめな水分補給・十分な休憩を徹底してください。
■福島県金山町でレベル4「土砂災害危険警報」
北日本では梅雨前線が依然として停滞しており、北陸地方と東北地方はまだ梅雨明けしていません。
一部では雨雲が発達し、大雨となっている地域があります。福島県金山町には「レベル4土砂災害危険警報」が発表されていて、崖や斜面の近くでは特に危険な状態です。
地元自治体から避難の情報が出ている場合は速やかに従い、情報が出ていない場合でも危険を感じたら自主的に安全な場所へ避難することを検討してください。その際は、周囲の方へも声をかけ合うことが重要です。
■熊本でも36度、京都と名古屋でそれぞれ39度の予想
あす(8月1日)は西日本から東日本で広く晴れて、引き続き厳しい暑さが続く見通しです。
京都と名古屋でそれぞれ39度、熊本でも36度が予想されています。片平気象予報士は「夏バテも起こりやすくなる時期」として、健康管理への一層の注意を呼びかけました。
■北日本では梅雨明けの可能性も
この先1週間は、西日本・東日本を中心に晴れて気温が高い状態が続く見通しです。
北日本では8月2日ごろから雨がおさまり始め、週明けにも梅雨明けとなる可能性があるとのことです。
片平気象予報士は、梅雨明け後は「暑さが一層厳しくなる」と指摘しています。引き続き熱中症への警戒が必要です。
(関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」2026年7月31日放送)
