熊本・宇城市から、榎並大二郎キャスターが中継でお伝えします。
地震発生から4日目を迎えた熊本です。
死者の数は30日の発表から1人増えて35人となりました。
震度7の地震に襲われた宇城市の小川町というエリアでは、地面の隆起が激しくなっていて、片側1車線の道路が激しく隆起し地割れを起こしています。
またぐのが怖い、そんな激しい地割れもあり、建物の損傷も激しいです。
ブロック塀も傾いていて、その奥に見える建物も大きく傾いているのが分かります。
立っていると平衡感覚がとれなくなるような感覚に襲われます。
それぞれの住宅も激しく痛んでいて、至る所で赤い貼り紙に危険と書かれていて、立ち入りができない状況となっています。
宇城市での全壊などはまだ判定中ということですが、相当数に上るというのも見ていて分かります。
宇城市では罹災証明の受付が始まったということです。
近くの避難所で話を聞いたところ、「罹災証明を申請しようとしているんですけれども、家の中の写真が撮れていないのでまだ申請ができていないんです。(その後について)土地はあるけれども、じゃあ取り壊して建て直すか、それもお金がかかってしまうし物価高ですからね」といった声が聞かれました。
また、30日夜に電気が通ったという人も多くいましたが、中には「通電火災が怖いので昨夜も車中泊をした」という人もいました。
「今朝になって点検をして無事、クーラーもついたので今日はようやく布団で眠ることができます」と話す人もいました。
同じく震度7の揺れに見舞われた氷川町でも停電の復旧作業が進められていました。
作業員に話を聞いたところ、九州の全ての県から熊本に集まっているといい、30日は午前4時半から午後11時まで電柱などの復旧作業に当たっていたということです。
31日は10件回る予定ということですが、余震で被害が拡大しているといい、「復旧まで30分で終わるケースもあれば、数時間を要することもある」と話していました。
停電については、九州電力によりますと31日夕方ごろに復旧する見通しということです。
午後3時45分現在も約1100戸で停電が発生しています。
また、断水も県内で約7万9100戸と、現在も続いていて解消のめどは立っていないということです。
