サウジアラビアは30日、紅海やアデン湾で船舶の安全を確保するため、中東やアフリカなど14カ国による多国籍の海洋防衛連合を設立すると発表しました。

多国籍連合にはサウジアラビアのほか、クウェートやバーレーン、カタール、トルコ、エジプト、パキスタンなど合わせて14カ国が参加します。

共同声明では、船舶の航行の自由と世界のエネルギー供給ルートの安全確保を目的に、紅海やアデン湾、両海域を結ぶバーブルマンデブ海峡で、海上の安全保障を強化するとしています。

今後はサウジアラビアに本部を設置し、加盟国同士で情報共有や合同訓練、共同作戦などを進めるということです。

バーブルマンデブ海峡は、封鎖状態となっているホルムズ海峡に代わる原油輸送ルートとして重要性が高まっていますが、イエメンの親イラン武装組織フーシ派が7月20日、サウジアラビアに対する海上封鎖を宣言して以降、タンカーなどへの攻撃が相次ぎ、安全確保が課題となっています。

サウジアラビアとしては、多国籍連合の設立によって海上交通の安全を確保するとともに、船舶への攻撃を繰り返すイランやフーシ派をけん制する狙いがあるとみられます。

フジテレビ
フジテレビ

フジテレビ報道局が全国、世界の重要ニュースから身近な話題まで様々な情報を速報・詳報含めて発信します。

外信部
外信部



世界では今何が起きているのか――ワシントン、ニューヨーク、ロサンゼルス、ロンドン、パリ、モスクワ、イスタンブール、北京、上海、ソウル、バンコクのFNN11支局を拠点に、国際情勢や各国の事件・事故、政治、経済、社会問題から文化・エンタメまで海外の最新ニュースをお届けします。