動物病院に立てこもり逮捕監禁致傷の罪に問われている26歳の男に懲役15年が求刑された。
起訴状によると、住居不定の笛木辰之介被告(26)は、2024年10月に福島県須賀川市の動物病院に立てこもり、交際していた女性の母親をサバイバルナイフで脅してケガを負わせたとして、逮捕監禁致傷などの罪に問われている。
7月30日に開かれた公判で検察側は笛木被告に対し「交際していた女性に執着し、その親族にまで危害を加える犯行態様は、被害者の生活・自由・人生を蹂躙する卑劣な意思決定」と指摘。
そのうえで「一方的に怨恨を募らせ、他者の心情を考えることができない歪んだ人格が伺え、長期間の矯正を強いないと再犯の可能性が否定できない」として懲役15年を求刑した。
一方で弁護側は、笛木被告が「二度と被害者の生活圏および福島県には近づかないと約束している」としていることなどから、できるだけ短期の懲役刑が望ましいと主張した。
最後に証言台に立った笛木被告は「認めている事実に関しては私が悪いです。大変申し訳ございませんでした」などと話した。
判決は10月14日に言い渡される。
