28日午後4時27分ごろ、熊本地方で発生した最大震度7を観測した地震。

嘉島町の「イオンモール熊本」では、地震から約1時間後の午後6時前に爆発が起き、2階部分が崩落。

30日までに6人の死亡が確認され、1人が心肺停止の状態だということです。

爆発から2日経った現場から、テレビ熊本の西村勇気アナウンサーの報告です。


■「クレア」として県民に愛された施設

「イオンモール熊本」は、昔ながらの愛称で「クレア」として県民に親しまれていた施設だったといいます。

【テレビ熊本 西村勇気アナウンサー】「熊本市の中心部から南東へ8キロほどのイオンモール熊本です。

ここは古い名前で『クレア』と言います。熊本県民は親しみを込めていまでも『クレア』と呼んでいるんですが、そのクレアが一瞬にして変わり果てた姿になってしまいました。

私も週末、息子・娘を連れて好きな本を買ったり、カフェでお茶をしたり、フードコートで食事をしたり…。熊本県民ならば、一度は必ず訪れたことのある場所です」

■6人の死亡が確認され1人が心肺停止(30日の放送段階の情報)

【テレビ熊本 西村勇気アナウンサー】「熊本県、非常に強い日差しが降り注いでいまして、顔に当たる日差しが痛いくらいです。猛烈な暑さです」

30日も最高気温が35度と予想される厳しい暑さの中、懸命な救助活動が続いていましたが、朝方に動きがありました。

ブルーシートが持ち込まれ、何かを覆うように移動するのが2回確認できました。

要救護者が現場から搬送されたものだとみられています。

イオンモール熊本では、爆発前に約3000人の客と約1500人の従業員が避難していましたが、6人が死亡、1人が心肺停止の状態です。

安否不明者は0人となりましたが、異常がないか、また、取り残された人がいないか確認するために一定期間、捜索が続けられるということです。

■揺れと暑さと闘いながらの撤去作業

揺れが続く中で、現場では地震が起きると「退避!」という号令が聞こえるといいます。

【テレビ熊本 西村勇気アナウンサー】「みなさん一度救助活動をやめて、手を休めなければいけない。揺れと暑さと闘いながら少しずつがれきをどけていく作業が続いています」

■古市憲寿氏「本来、災害時の復興拠点になる場所」

安全と思われていた建物で大規模な爆発が起きるという事態。

社会学者の古市憲寿氏はショッピングモールは「本来、災害時の復興拠点になる場所」と話しました。

【古市憲寿氏】「日本でショッピングモールは半ば“公共空間”というか。民間だけれど地元にも愛されていて、本来は災害時の「復興の拠点」となるような場所だと思うんです。今回こうなってしまったのはとても残念だと思います」

(関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」2026年7月30日放送)

関西テレビ
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