熊本県を最大震度7の地震が襲ってから3日目となりました。
熊本・氷川町嘉島からお伝えします。こちらも甚大な被害を受けました。
辺りは日本家屋が多く立ち並ぶ場所ですが、立派な瓦屋根の建物が倒壊しています。
1階部分が、2階部分と屋根によって押し潰されています。
住宅に住む方にお話を伺ったんですが、弟さんが発災によって閉じ込められてしまったということで、地域住民の皆さんと協力して、どうにか自力で助け出したということでした。
こうした日本家屋の建物が多く立ち並んでいて、ことごとく住宅が倒壊してしまっています。
あちらにある瓦屋根の建物も、同じように1階部分が潰れてしまっているのが分かります。
そしてあちらの住宅も当時、高齢の3人の親子がいたということです。
高齢のお父さまは自力で抜け出し、娘さんも1人助け出すことができたというんですが、もう1人の娘さんは心肺停止の状態だということです。
氷川町内では5人の方が心肺停止の状態です。
また、政府の発表では、今回の熊本地震の死者が30人ということです。
ただ、この人数には、「災害との関連を調査中の人も含まれている」ということです。
厳しい暑さも続いています。
避難生活の中で体調が悪化してしまった人も含まれているのかもしれません。
過酷な暑さがこの熊本を襲っています。
30日も35度を超える猛暑日で、私も日中に取材をしていると額を伝う汗が止まりませんでした。
この暑さの中で避難を続けている方がいます。
氷川町内には3カ所の避難所が設置され、181人の方が避難をしているということです。
いずれも、中学校の中のクーラーの利いた教室に身を寄せているということでした。
ただ、この181人の方以外にも避難生活を続けている方がいます。
取材を続ける中では、鹿島地区は水道も電気も通っていない場所が多く残されていて、クーラーのない部屋で一夜を過ごしたという方もいました。
また、多くの方が車中泊でどうにかやり過ごしているというお話でした。
その車中泊をするにも、ガソリンがだんだんとなくなってきていることに不安を覚えている方もいました。
3日目を迎えまして、被災された皆さんの疲労の色がより濃くなっているのを感じます。
