古代エジプト王・ツタンカーメンの墓の奥に、「隠し部屋」が存在する可能性があるとする論文が17日付のイギリスの科学誌「ネイチャー」に掲載されました。
エジプト南部ルクソール近郊で1922年に発見されたツタンカーメンの墓をめぐっては、2015年に「空間がある」との仮説が提唱されて以降、考古学者たちの関心を集め、解析が続けられてきました。
調査チームは今回、最新の分析により、ツタンカーメンの墓の奥に幅2メートルほどの複数の通路や、部屋が一体となった「隠された構造」の存在を強く示唆するデータが得られたとしています。
調査チームはまた、その空間がツタンカーメンの義母・ネフェルティティの墓である可能性も指摘しています。
ネイチャー誌は、現時点では十分なデータが示されておらず、「結論を出すのは時期尚早」だとする専門家の慎重な意見も紹介しています。
調査チームは、エジプト当局の承認を得たうえで、11月にもカメラを搭載した小型ロボットを投入する可能性があるとしていて、確定すれば、「現代考古学における最も重要な発見の一つになる」と意気込んでいます。
