熊本県警は、勤務中に警察署内で性的行為に及び、職務を怠るなどしたとして、既婚の男性を含む巡査長2人を24日付で減給処分としました。2人は「申し訳ない」と反省の態度を示し、24日付で依願退職したということです。
減給10分の1・1カ月の懲戒処分を受けたのは、県警本部の刑事部門に勤務する30代の男性巡査長と警察署の刑事部門に勤務する20代の女性巡査長です。
県警によりますと、男性巡査長は既婚者で、女性巡査長もそれを知りながら、去年9月ごろから今年6月ごろまでの間、性的行為を伴う不適切な関係にあったということです。
また、2人は昨年度、県内の同じ警察署に勤務していて、去年11月と今年1月には当番勤務中の夜間に、署内の仮眠室や倉庫で性的行為に及び職務を怠ったということです。
今年に入ってから県警本部に匿名で情報が寄せられて発覚。聞き取りに対し、2人は行為を認め、男性巡査長は「自覚がなかった。警察官としてあるまじき行為で申し訳ない」と、女性巡査長は「組織に多大な迷惑をかけてしまった。申し訳ない」と話し、24日付で依願退職したということです。
調査の結果、2人の不適切な行為により、対応に遅れが生じるなどした事件・事故などは確認されていません。
2人の上司については「把握することや防ぐことが難しかった」として監督責任を問う処分は行われていません。渋谷 明紀 首席監察官は「全職員に対する指導などを徹底し、再発防止に努める」とコメントしています。
