藤崎台県営野球場の移転・再整備の候補地募集が24日午後5時に締め切られ、熊本市、玉名市、菊池郡菊陽町、上益城郡甲佐町が提案書を提出しました。移転先は県による審査を経て、秋ごろ示される見通しです。

熊本県によりますと、23日の玉名市に続き、24日は熊本市、菊陽町、甲佐町が提案書を提出しました。

24日に会見を開いた菊陽町の吉本 孝寿 町長は「菊陽町だからこそできる提案になった」と自信をのぞかせました。

【菊陽町 吉本 孝寿 町長】
「野球場単体だけでなく、周辺のまちづくりや地域活性化まで見据えた魅力ある提案となった」

菊陽町は、これまで建設候補地として揚げていた『県民総合運動公園の東側』と『JR豊肥線の三里木駅と原水駅の間の新駅周辺』の2つの案のうち、『新駅周辺』に絞り込んで提案。

候補地は新駅にほど近い『菊陽杉並木公園さんさん』の『ふれあい広場』で、隣接する富士フイルムの土地を購入することで公園の広さは維持するとしています。

そして、北海道日本ハムファイターズの本拠地『エスコンフィールド』を運営するファイターズ スポーツ&エンターテイメントとの連携も発表。

菊陽町が計画する土地区画整理事業によるホテルや商業施設の収益で野球場を運営し、球場と一体となったまちづくりを行うとしています。また、菊陽町は県の実質負担額の2分の1を町と収益事業で負担するとしました。

【熊本市スポーツ振興課 吉岡 秀一 課長】
「大西市長のリーダーシップの下、全庁挙げて提案書を作成したので、自信を持って県には提出した」

一方、熊本市も午後3時ごろ、県庁を訪れ、県の担当者に提案書を手渡しました。

提案書によりますと、移転候補地はJR川尻駅西側の約10万平方メートルの農地。土地の取得費用22億4000万円と施設整備費の一部41億5000万円の計63億9000万円を市が負担するとしました。

熊本市は負担額について、先週の住民説明会で最大39億円とする案を示していて、最終的に約25億円増額した形です。

【熊本市スポーツ振興課 吉岡 秀一 課長】
「川尻校区の人たちの思いなどを受け、最大限の提案をさせてもらった」

熊本県は、収容2万人以上で〈駅近・街中〉であることなどを立地の条件として、有識者による審査会を行い、ことし秋ごろには木村 知事が移転先を示す方針です。

熊本市、菊陽町のほか、玉名市と甲佐町も提案書を提出しました。

玉名市が候補地としたのは、JR新玉名駅の南側で、「詳細はまだ明かせないが、野球チームとの連携も盛り込んでいる」としています。

甲佐町は、九州自動車道城南スマートインターチェンジ東側の田口台地への誘致を提案。プロ野球球団を持つ楽天グループの1つ楽天トータルソリューションズと連携して取り組むとしています。

有識者による審査会を経て、ことし秋ごろには木村 知事が移転先を示す方針です。

テレビ熊本
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