59校・54チームの頂点が決まりました。夏の高校野球 熊本大会は24日が決勝戦。有明が東海大星翔を破って初優勝、春夏通じて初めての甲子園出場を決めました。
去年と同じ顔合わせとなったこのカード、先にゲームを動かしたのは有明でした。東海大星翔先発の三池から先頭の永田がヒットで出塁すると、すかさず盗塁を仕掛けます。
さらに・・・
【西村 勇気アナウンサー・実況】
「ランナースタート、3塁送球。セーフ、連続して盗塁を決めてきた有明のトップバッター永田です」
【有明高校 永田 晴輝 選手】
「ノーアウト3塁を作ろうと思って。塁に出たら走ろうと思っていました。3番の實田(さねだ)が帰してくれると思って、信じてました」
思いを託されたキャプテン實田。
【西村アナ・実況】
「打ち上げた、大きなフライ。レフトフライ、レフトがやや後ろより、捕りました。3塁ランナータッチアップからスタート。ホームに向かってきます。1点先制しました、有明」
有明は2回にも盗塁を足がかりにチャンスを作り、7番・高橋 春喜のタイムリーで追加点。2対0と優位に試合を進めます。
投げては背番号10の工(たくみ)、ストレート・変化球ともにコントロールが抜群でした。
【西村アナ・実況】
「空振りの三振、二者連続三振。140キロ。きょうは絶好調、工」
5回を投げ切り、5奪三振、無失点と東海大星翔に付け入る隙を与えません。
有明は6回から満を持して、最速146キロを誇るエース斉藤が登板。140キロ台のストレートで東海打線をつまらせ、6・7回を三者凡退に切って取ります。
3回以降、無得点だった打線も斉藤の好投に応え、7回。1アウト3塁2塁のチャンスを作り、初回に機動力を見せた1番・永田を迎えます。
【西村アナ・実況】
「ピッチャー返し、抜けていくセンター前ヒット。3塁ランナーホームイン。2塁ランナーも3塁を回ってホームに帰ってきます。ヘッドスライディング、セーフ。2点追加。永田の2点タイムリーヒット。4対0、有明がそのリードを4点に広げました」
有明・斉藤は8回に犠牲フライで1点を失ったものの、4対1とリードを保って最終回に。
有明の地元・荒尾市役所では、昼休みに職員や市民が祈るようなまなざしでテレビを見つめます。
東海大星翔最後の攻撃は3番・キャプテンの境から、セカンドへの内野安打で出塁し、望みをつなぎます。ここで魅せたのはキャッチャーの西山でした。
【西村アナ・実況】
「ランナースタート、空振りの三振。キャッチャー2塁送球。タッチはアウト!三振ゲッツー。2アウトランナー無くなりました」
このあと東海は1人歩いて、2アウト1塁、いよいよ大詰めを迎えます。
【西村アナ・実況】
「ショートゴロ、實田。2塁送球、アウト。3アウト試合終了。新たな時代の扉が開いた。有明高校、春夏通じて初の甲子園出場決定!」
【荒尾市民】
「感動しました」
「去年も惜しかったけんですね。やっと初めて(甲子園に)行きなはるけん、良かったと思います」
【有明高校 斉藤 遼太郎 投手】
「熊本を代表して行くので、負けてしまった熊本のチームの気持ちも胸に頑張ってきます」
【有明高校 實田 聡志 主将】
(優勝の味はどうですか?)
「最高です。甲子園でも有明らしい野球ができるように頑張ります」
有明が初出場する夏の甲子園は8月5日に阪神甲子園球場で開幕。組み合わせ抽選は8月1日にオンラインで行われる予定です。
