鹿児島・霧島市を流れる川で17日に見つかったのは、子供とみられる遺体。

近くにある温泉施設「かれい川の湯」では、6月に5歳の男の子が行方不明となっていて警察が確認を進めています。

6月21日から行方が分からなくなっているのは、5歳の男の子・田中嶺臣ちゃんです。

当時、両親とともに温泉施設の家族湯に入っていた嶺臣ちゃん。

両親が弟とともに脱衣所に向かい、3分ほど目を離した間に行方が分からなくなったのです。

温泉施設のそばには天降川が流れていて、警察と消防はこの川を中心に大規模な捜索を行います。
しかし、梅雨の影響により川の水位が高く、捜索は難航。

のべ約1000人が捜索に当たっていましたが、消防は6月30日でいったん活動を終了しました。

それでも両親は天降川での捜索活動を継続。

15日はボランティアなどとともに初めて海での捜索を行いました。

田中嶺臣ちゃんの父親:
一生懸命、嶺臣が見つかるのを願って見ているだけ。漁協組合のみなさんにはとても感謝している。見つかる可能性はあるので、一生懸命見て、捜して見つけたい。

約4時間捜索したものの、発見には至りませんでした。

しかし、行方不明となってから26日の17日。

警察と消防が行った大規模な合同捜索の結果、温泉施設から約700メートル離れた川の中から男児とみられる遺体が発見されたのです。

警察によりますと、遺体は身長115cmほどの男性で服は着ておらず、死亡してから相当の期間が経過した状態だったということです。

遺体発見を受け、17日に嶺臣ちゃんの父親は「海に出たら見つからなかった可能性があるので、そう思うと頑張ったと思った」と話しました。

警察は、見つかった遺体が嶺臣ちゃんの可能性もあるとみて身元の確認などを進めています。