廃校となり手つかずのまま残されている学校の校舎をビジネスに活用してもらおうと長崎市で、民間の事業者などを対象にしたバスツアーが初めて行われました。
長崎市が企画したバスツアーには、福祉や製造業などの民間事業者などのべ90人が参加しています。
市役所を出発しておよそ1時間、まず、訪れたのは琴海地区にある尾戸(おど)小学校です。
240人を超える児童が通った時代もありましたが、2018年に長浦小と統合され、廃校となりました。
ツアーの参加者は教室や体育館などを見て回り、それぞれの事業でどのように活用できるか、イメージを膨らませていました。
IT企業経営
「ITの拠点として使えないかなと」
起業を検討中
「農産物を使ったカフェ、道の駅のような施設」
バスケットスクール・飲食店経営
「小学校なので周りに民家などコミュニティーもたくさんあり、地域の人と交流ができる場所なのでビジネス的にはすごくいい」
尾戸小を含め、長崎市内には使われていない9つの校舎があり、その多くは閉校したままの状態で残されています。
長崎市資産経営課 橋村賢二課長
「建物自体のスペックはもちろん、ロケーション、地域に愛されている施設なので」
「どんなニーズがあり、どんな事業展開の方法があるのか、広く民間の意見を聞き、行政として提供しやすい形を検討する」
市では今後、事業者を募集し、再来年度の利活用開始を目指したいとしています。
