人体に有害な有機フッ素化合物PFASをめぐり、13日全国各地の女性たちで構成する市民団体が政府に水質基準の厳格化などを要請しました。

沖縄県内のアメリカ軍基地周辺の河川や湧き水などから人体に有害な有機フッ素化合物PFASが検出されていて、近年、全国でもPFAS汚染に対する懸念が広がっています。

国は2026年4月、水道水におけるPFASの水質基準をPFOSとPFOA合わせて1リットル当たり50ナノグラム以下としましたが、アメリカはそれぞれ4ナノグラム以下と設定しています。

13日、市民団体などは水質基準の厳格化や妊産婦への健康調査実施などを求める6万筆あまりの署名を環境省など4つの省庁に提出しました。

町田直美さん:
地域のまわりで低出生体重とか妊娠高血圧でお産あるいは流産とか肌感覚でたくさん声が聞こえるんです。PFASと無関係じゃないんじゃないかということを懸念しています

環境省は、PFASの健康への影響について研究を進めていると説明し、「今後も知見を収集し、疫学的な研究に積極的に取り組む」と答えました。

宜野湾ちゅら水会 町田直美さん:
妊産婦も含めて次世代に危険なものを残して良いのか今のうちに対策をとってきちんとした環境を残していきたい。全国の仲間と一緒に繋がっていくことは大きな力になると確信しています

一方で今回の要請では、厚生労働省と国土交通省が「所管ではない」として署名の受け取りを辞退しました。

沖縄テレビ
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