倉敷市の大原美術館の礎を築いた児島虎次郎のアトリエにアーティストが滞在し、制作した作品の展示が大原美術館で始まりました。
縦約2メートル、幅約5メートルの和紙を張ったパネルに岩絵の具を使って様々なモチーフが描かれています。制作したのは、神奈川県出身の日本画家、小瀬真由子さんです。
小瀬さんは、大原芸術財団が2005年から実施している児島虎次郎が使った倉敷市酒津の「無為村荘」のアトリエに滞在しながら作品を制作してもらう交流事業「ARKO」の作家に選ばれました。そして4月から3カ月間倉敷に滞在し、作品を仕上げました。
完成した大作「24号への襲撃」は、サメや洞窟など小瀬さんが岡山県内各地をリサーチして見つけたモチーフを組み合わせ、人間と野生動物の境界について問いかける作品となっています。
(日本画家 小瀬真由子さん)
「脈絡のないモチーフが散りばめられているふうに見えるかもしれないが、自分の中では一つ一つに意味を持たせて描いたつもりなので、自由に見て自由に想像してもらえればうれしい」
小瀬さんの作品は、9月27日まで倉敷市の大原美術館本館で展示されています。
