香港メディアが、日本旅行で注意すべき「8大NG行為」を紹介する記事を掲載し話題となっている。パスポート不携帯や無断撮影、大型荷物の持ち込みなど日本のルールを解説する内容だが、一部には罰則が強調された表現もみられる。一方で、円安を背景に香港からの訪日需要は堅調で、日本への関心の高さもうかがえる。

香港メディアの「日本旅行8大NG行為」特集

香港のメディアが日本を訪れる際の注意すべき“8大NG行為”と題した記事を掲載し、注目されている。

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記事を掲載したのはネットニュースの専門メディア「香港01」だ。
7月6日「日本渡航時の8大NG 2026年」と題した特集記事を公開した。

『香港の人々が慣れ親しんだ行動で知らず知らずのうち日本の法律に違反する可能性』『数分で最大300万円の罰金や永久入国禁止処分を受けることも』などと注意を呼びかけているのだ。

「香港01」が掲載している『8大NG』を以下にまとめた。

①【パスポート不携帯で罰金10万円】
路上で警察に止められ、パスポートの提示を拒否すると違法となり最大10万円の罰金の可能性。

②【無断写真撮影で永久入国拒否】
SNSによると、日本では肖像権だけでなく『迷惑防止条例』や『個人情報保護法』などにより無断撮影から個人を保護している偶発的なミスでも永久入国拒否の可能性。

③【新幹線への大型荷物持ち込み】
東海道新幹線などに大きな荷物を持ち込む際は『荷物保管エリア付き指定席』の予約が必要。
予約しないと1000円の手数料発生。

④【肉・野菜など持ち込み】
肉や野菜、果物なども持ち込みは禁止で、最大300万円の罰金の可能性。

⑤【花見で桜に触れる】
迷惑行為によって有罪判決を受けると30万円の罰金が科される可能性。 

⑥【夜間のゲームセンター入店】
18歳未満はゲームセンターに午後10時以降立ち入ることが禁止されているという点を紹介している。夕食後にゲームセンターに立ち寄るには注意が必要とアドバイスも。 

⑦【街中でのドローン飛行】
ドローンを飛ばす際の注意点、日本では過去にも東京タワーの周辺でドローンを飛ばし、撮影した映像をSNSに投稿、物議を醸したこともあった。ドローンを飛ばす際は、日本の法律をよく理解する必要があるとしている。

⑧【私有地への立ち入り】
人気観光地、京都でのNG行為だ。私有地への立ち入り、芸妓への執拗な撮影行為には厳しいルールが設けられていると解説している。 

日本を楽しむための気を付けるべきポイントとしては、理解はできるが全体的には“誇張ぎみ”の印象だ。

サクラに触れると罰金30万円については、器物損壊罪が30万円以下の罰金のため、おそらくそのことを示しているとみられる。

自粛なのに「日本旅行」特集

そうした中、中国から日本への渡航は自粛になっている。

高市総理の台湾有事をめぐる発言を受け、中国政府は2025年11月、日本への渡航を控えるよう呼びかけ、香港当局も中国政府にあわせるように日本渡航に際しては警戒するよう呼びかけていた。

実際に中国から日本への渡航者は激減し、最新のデータでも2026年5月の中国からの訪日客は前年同月比で60%以上の減少。しかし、香港からの訪日客については前年同月比で7.7%増加している。

50年間、香港に在住している女性によると、日本への旅行について「1年中、日本は人気ナンバーワンで特に今円安で人気」だという。

また、8大NGについて「SNSで情報が入ってくるため、ルールとしては知っているものが多いが罰金の可能性があることは知らない人も多いのでは」ということだった。 

中国で旅行再開の動き

6月には、中国の国有系のクルーズ船運航会社が日本に立ち寄るプラン(沖縄を回るプラン)の販売を再開し、旅行業関係者によると、徐々に団体旅行を再開する動きが出始めているという。

香港発の『日本8大NG行為』について内容の中にはやや誇張気味のものもあったが、外国人観光客をめぐる問題について注意を呼びかける内容であったり、日本への渡航自粛が続く中でも、こうした記事が出る背景について、香港市民からは円安で日本が人気との認識が広まっていることが分かった。
(「イット!」7月15日放送より)

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