夏の高校野球岩手県大会は、7月14日に盛岡市と花巻市の球場で合わせて6試合が行われました。
14日からは2回戦が始まり、シード校が初戦を迎えています。
このうち、盛岡市のきたぎんボールパークでは5年ぶりの夏の甲子園を目指す第2シードの盛大附属と、初戦で強豪・盛岡中央を破った盛岡三高が対戦しました。
強打の盛大附属の前に立ちはだかったのは、盛岡三高のエース・及川詠投手でした。
コントロールが売りの及川は初回から最速130km/hのストレートとキレのあるカットボールなどをテンポよく投げ込み、盛大附属打線を寄せ付けません。
陸前高田市出身の及川は、東日本大震災で母が亡くなってから自身を支え続けてくれた父への思いを胸に、マウンドに立ち続けていました。
盛岡三高3年 及川詠投手
「ずっと父が1人で育ててくれたので、これまでの恩返しという意味で、最大限ベストを尽くし、やり抜こうと投げた」
互いに得点がないまま迎えた5回、及川は先頭に14日2本目のヒットを許すと、その後送りバントなどでランナー1・2塁のピンチを背負いますが、特別な思いを胸に熱投を続ける及川をバックも守備で盛り立てます。
しかし6回に及川が降板すると、盛大附属打線が本領を発揮し8回ウラまでに4点を奪います。
一方、盛岡三高は好投を続ける盛大附属のエース・須藤を最後まで攻略できず、投打のかみ合った盛大附属が4対0で勝利しました。
盛岡三高3年 及川詠投手
「お母さんも含め応援してもらっているので、期待に応えられるよう投げた。後悔を残すことがなく、進路や人生につながるすごく意味のある3年間だった」
また、1試合目には大会4連覇を狙う第1シードの花巻東が登場、初戦でサヨナラ勝ちを収め勢いに乗る盛岡農業が相手でしたが、花巻東が序盤から着々と得点を重ね、10対0の5回コールドで3回戦進出を決めています。
その他の結果です。
きたぎんボールパークの3試合目は、延長タイブレークの末、福岡が盛岡商業を破りました。
JALスタジアム花巻でも2回戦3試合が行われ、花泉・千厩・久慈がそれぞれ3回戦進出を決めています。
15日もきたぎんボールパークとJALスタジアム花巻でそれぞれ2回戦3試合が行われる予定です。
<14日の結果>
・きたぎんボールパーク
花巻東 10 - 0 盛岡農(5回コールド)
盛大附属 4 - 0 盛岡三
福岡 2 - 1 盛岡商(延長タイブレーク)
・JALスタジアム花巻
花泉 4 - 1 伊保内・葛巻・平舘連合
千厩 12 - 5 岩手
久慈 13× - 3 水沢一
(岩手めんこいテレビ)
