北陸新幹線の新大阪までの延伸を巡り、与党の整備委員会は15日にルートを決定する見込みです。

現在、有力視されているのが、小浜・京都ルートの「桂川案」。どんなルートなのか現地を取材しました。

北陸新幹線の敦賀から新大阪までのルートを巡っては、自民と維新の会の与党でつくる整備委員会が8つのルートを再検討しています。

そのなか今月10日の委員会で、自民側は小浜・京都ルートのうちJR京都駅の地下に新駅を整備する「南北案」と、京都駅から西に約5キロ離れたJR桂川駅付近に新駅を整備する「桂川案」を支持しました。

一方の維新側は、自民と同じ「桂川案」と滋賀県の米原駅で東海道新幹線に乗り入れる「米原ルート」を支持し、ルートは3つの案に絞られました。

自民・維新が共通して提案した小浜・京都ルートの「桂川案」。最も有力な案との見方が浮上しています。

*リポート
「後ろに見えるのがJR桂川駅です。この駅周辺が今、大阪延伸ルートの新たな駅の候補として注目されています」

JR桂川駅は街の再開発に伴い、2008年に開業した駅で、周辺には駅直結の大型商業施設や比較的新しいマンションが立ち並びます。

*桂川駅の周辺住民
「新しい街。最近(できた)もともと全部田んぼ。(工場跡地に)イオンができた」

桂川駅は京都駅から西に5キロほど離れた場所にあり、地下水への影響など京都の住民の懸念に対して比較的理解を得やすいとされています。

一方、京都駅から2駅、約6分離れた場所にあるため、乗り換えなどの利便性の問題が指摘されています。

*リポート
「もし新駅がこの桂川駅周辺に整備されれば、北陸方面から京都を訪れる人は、ここJR桂川駅で在来線に乗り換え、京都駅や市内中心部へ向かうことになります」

現在、桂川駅と京都駅を結ぶ在来線は、日中1時間に4本、朝夕のラッシュ時に最大で8本運行しています。

北陸新幹線の桂川案について周辺の住民は。

*桂川駅の周辺住民
「北陸には行く頻度は増えるかもしれない。京都駅は経由しないんですよね?ほかのところ(東京、名古屋など)にいくには結局京都駅に行かなければならないので、便利さは変わらない」

*桂川駅の周辺住民
「正直言ってちょっと迷惑。交通渋滞が予想されるので事故とかも多くなると思う。(工事用に)専用道路を設けてほしい。ダンプとかそういう関係車両が何年にもわたって通るでしょうから」

大阪延伸のルートは自民・維新の与党が今の国会の会期末までに決定すると合意していて、15日に開かれる委員会で正式に決まる予定です。

富山テレビ
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