中国共産党は、重大な規律と法律違反の疑いで調査を受けていた習近平指導部の幹部について、党籍剥奪などの処分を決めました。
国営の新華社通信によりますと、中国共産党の規律部門は習近平指導部の幹部である馬興瑞政治局委員について、党籍と公職を剥奪することを決めました。また、犯罪容疑については検察機関に送られ、捜査や起訴の手続きが進められるとしています。
馬氏が規則に違反し、巨額の金品を受け取ったほか、職務上の影響力を利用して親族が巨額の利益を得ることを容認したなど、収賄の疑いがあるということです。
馬氏は、23人にいる政治局委員の一人で、習近平国家主席に近いとされ、宇宙開発部門の幹部や新疆ウイグル自治区のトップなどを務め、4月に、党の規律部門が重大な規律と法律違反の疑いで調査すると発表していました。
政治局委員で党籍剥奪処分を受けたのは、2022年以降では、軍の制服組ナンバー2だった何衛東氏以来2人目です。
同じ政治局委員で軍の制服組トップの張又侠氏も、重大な規律違反で調査を受けており、習近平指導部中枢で極めて異例の事態となっています。
