NHK党・党首の立花孝志被告が、兵庫県議会の奥谷謙一議員の自宅前で「出てこい、奥谷!」「あまり脅して自死されても困る」と演説し、奥谷県議の刑事告訴を受けて脅迫の疑いで書類送検されたものの、不起訴になったことについて、神戸第二検察審査会は「不起訴不当」と議決しました。
奥谷県議が不起訴を不服として、検察審査会に申し立てていたもので、これにより、神戸地検が再び捜査することになります。
奥谷県議は立花被告について、このほかに威力業務妨害の疑いや名誉棄損の疑いでも刑事告訴し、不起訴となっていて、これらについても審査を申し立てていましたが、審査会はこれらは「不起訴相当」と議決しています。
■「出てこい、奥谷!」「あまり脅して自死されても困る」脅迫疑いは「不起訴不当」
兵庫県の斎藤元彦知事の疑惑を調査する百条委員会の委員長を務めた奥谷県議は、おととしの知事選の際、立花被告に自宅兼事務所の前で演説され、「出てこい、奥谷!」「あまり脅して自死されても困る」などと言われました。
奥谷県議は立花被告のこの演説について、脅迫と威力業務妨害の疑いで、またSNSなどの発信について、名誉棄損の疑いで刑事告訴しましたが、神戸地検は去年12月、嫌疑不十分で不起訴としていました。
奥谷県議は不起訴を不服として、検察審査会に審査を申し立てていて、神戸第二検察審査会は6月24日付で、名誉毀損と威力業務妨害の疑いについては不起訴が「相当」とした一方、脅迫の疑いについては「不起訴不当」と議決しました。
理由として、「『脅して』という発言は十分畏怖させる認識があった」などと挙げ、検察に再捜査を求めています。
■奥谷県議「不起訴不当」と議決は「大きな意味がある」
議決を受け、奥谷県議はきょう=13日、会見を開き、「不起訴不当」と議決された脅迫の疑いについて、「大きな意味がある」と語りました。
【奥谷謙一兵庫県議】「母親は今でも、夜になって物音がすると、目が覚めて寝られなくなったこともある。
議決で市民の声として『やはり不起訴はおかしいのではないか』と示され、大きな意味があった」
立花被告は、百条委員会の委員だった竹内英明元県議に対する生前と死後の名誉棄損の罪で起訴されています。
