13日は近畿各地で最高気温が35度に迫り、兵庫県と和歌山県では熱中症警戒アラートが発表された。
この「熱中症警戒アラート」について、どのような注意が必要なのか、片平敦気象予報士が解説した。
■暑さ指数(WBGT)は気温・湿度・輻射熱を考慮し、熱中症の危険度を表す指数
片平敦気象予報士:
熱中症警戒アラートとは『熱中症に気をつけてください』という呼びかけです。環境省と気象庁が共同で発表しているもので、基準があります。
カラッとしている時と湿っている時とでは、蒸し暑さが違います。
暑さ指数(WBGT)というもので、気温・湿度・日差しなどの輻射熱(ふくしゃねつ)を考慮した上で、どれぐらい暑いか、熱中症の危険度を表す指数です。
この数字が33以上になると、「熱中症警戒アラート」を発表して、「非常に危険性が高くなっているから危ないですよ」と呼びかけるという情報です。
(暑さ指数 WBGT)
33以上:熱中症警戒アラート
31以上:危険 運動は原則中止
28以上31未満:厳重警戒 激しい運動は中止
25以上28未満:警戒 積極的に休息
21以上25未満:注意 積極的な水分補給

■14日も和歌山県に3日連続で熱中症警戒アラートが発表
この情報は、前日または当日の朝に発表され、事前に対策することができます。
あす=14日も和歌山県に3日連続で熱中症警戒アラートが発表されています。
前の日から呼びかけているので次の日しっかり備えてくださいという予告にもなっています。
具体的にはこれだけ暑い時というのは、家の中でもこまめな水分補給をするとか、あとはエアコンをつける。特にお年寄りとか、エアコン何となく嫌だなという方がいるかもしれないですが、この暑さは命に関わる暑さですから、ぜひエアコンを使っていただきたいです。
ご家族で1人でお年寄りがひとり暮らしてるとか言う方がいらっしゃったら、電話をかけて、『エアコン気をつけてる?』とか『今日暑いからエアコン入れてね』ってことを家族から言うと、身近な人に言われるのが一番効果があります。
そういったことをしていただいて熱中症が広がらないようにしていただければと思います。

■熱中症警戒アラートが出ているときは「外での活動は無理しないで」
外での活動時に熱中症警戒アラートが出ているときは、「基本的には無理はしないほうがいい」と片平気象予報士は注意を呼びかける。
片平敦気象予報士:例えば常駐の看護師さんがいるような大きなイベントとかはいいけれども、例えば子供たちが校庭で外でも自由に遊び回るのも場合によっては危険ということもあります。
今いる場所がどうなのか測る熱中症計(WBGT計)も売っています。そういったものも活用して暑さ指数を確かめていただきたいですね。

■水分補給は「「喉が渇く前にこまめに飲む」ことがポイント
また、水分補給のタイミングについては「喉が渇く前にこまめに飲んでほしい」と呼びかけた。
片平敦気象予報士:暑いときは、例えば15分に一度とか30分に一度とか、ルールを決めて、それぐらいの頻度でこまめに飲む。喉が乾く前に飲んでいただきたいです。
ぐびぐびいっぱい飲んでもダメで、こまめに飲むのがとてもですので、スポーツ飲料なども使って、ぜひ水分だけじゃなくて塩分も補給するようにしてほしいです。
特に暑さに気づきにくい赤ちゃんや高齢者の方には周りの方が気を配ってあげていただきたいなと思います。
(関西テレビ「newsランナー」 2026年7月13日放送)


