来月29日に富山県氷見市で開かれる市民などによる本格オペラ公演を前に、稽古はいよいよ佳境を迎えています。そこには歌と演技の力で能登半島地震からの復興を願う思いがあります。
力強く響き渡る歌声。今回上演する「ディドとエネアス」はバロックオペラの最高峰のひとつとして世界中で親しまれています。
物語では、カルタゴの女王ディドと、亡命してきたトロイアの英雄エネアスとの悲しくも美しい恋愛が描かれます。
演じるのは市民合唱団の氷見第九合唱団のみなさんです。
*氷見第九合唱団
「最初はぎこちなかったけどだんだん時間が経つごとにスムーズになってきた。僕らもワクワクしている」
*氷見第九合唱団
「もうほとんど生きがい。これがなかったらさみしい人生だった。いつも笑っていられます」
公演をプロデュースするのは、合唱団の総監督でありテノール歌手としても活躍する澤武紀行さん。
*氷見第九合唱団 澤武紀行総監督
「そこどういう演技だった。もう一回、ちゃんと集中して、ゼロに戻ったら意味ないでしょう毎週やっている、もう一回、どうぞ」
今年1月から5月までは歌唱を中心に練習を重ね、6月からは振り付けやダンス、舞台上での動きなどを学ぶ立ち稽古がスタート。
本番が近づく中、稽古はいよいよ佳境を迎えています。
能登半島地震からの復興に向け、市民が力を合わせて作り上げる今回のオペラ公演。
氷見第九合唱団の新たな挑戦は、来月29日氷見市芸術文化会館で上演されます。
*氷見第九合唱団 澤武紀行総監督
「今回の『ディドとエネアス』はどちらかというと合唱がメインのオペラなので市民の皆さんがオペラを舞台にやられる意気込みを見ていただきたい」
