旬の野菜が値上がり傾向にある中で、東京都内に拡大する直売所が注目の的となっています。

「イット!」が13日に訪れたのは「わくわく広場」というお店。

店先には大きなキャベツが山積みにされていました。
店内には、旬を迎えた夏野菜から、スーパーなどではあまり見かけないものまでずらり。

そんな「わくわく広場」は、東京・中央区の日本橋に先週オープンした野菜の直売所です。

農林水産省が公表した野菜の価格動向調査によりますと、夏野菜である2026年のトマトやキュウリは、平年より1割から2割ほど高値傾向にあります。

そうした状況にある中、店のお客さんが感じていたのは価格の手ごろさです。

来店客は「若干安めかなと、スーパーで買うより。新鮮な気がする」「安いですね。特に野菜がすごく安い。新鮮な野菜とか果物が手に入る。東京に住んでるとなかなかこういう所はないので、すごくありがたい」と話しました。

扱っているのは野菜だけではありません。
パンやお弁当なども並んでいます。

周辺がオフィス街ということもあり、お昼時にはお弁当目当てに来店する人の姿も見られました。

新鮮でありながら手ごろな価格を保てている理由とは一体。

その答えを探るべく訪れたのは、千葉・柏市の大型ショッピングモール内にある「わくわく広場」。
12日は日曜日ということもあり、多くの人でにぎわっていました。

来店客は「よく来ます、毎週。他のスーパーで買うより新鮮で持ちがいい」「週に2~3回くらい使っている。新鮮でおいしくて、リーズナブル。コスパ良くて使ってる」と話します。

その開店1時間前の様子はというと、持ち込んだ野菜の陳列や値札貼りを生産者自身が行っていました。

生産者に話を聞くと、「柏の葉店はお客さんがたくさん見えるので、たくさん売れます。自分の作った物を自分で値段をつけて、お客さんに買ってもらう。これが一番うれしい」と話していました。

店舗運営の仕組みはこうです。
生産者は「わくわく広場」に登録することで売り場に商品を陳列することができ、売り上げの25%を運営側に納めます。
このシンプルな仕組みに加えて、登録料や年会費、出品ノルマなどがないことから、登録する生産者は増加しているといいます。

わくわく広場運営 タカヨシホールディングス広報・矢野幸代さん:
経由する場所が少ないことでコストも削減することができるので、結果お値段にも反映できているのではないかと思う。

お値段手ごろな都会の直売所は、ますます身近になっていきそうです。