鹿児島市の磯海水浴場で7月10日、海開きのセレモニーが行われ、近隣小学校の5年生約140人が元気よく夏の海に飛び込んだ。最高気温32.5度の真夏日となったこの日、熱中症対策も万全に整えられ、本格的な海水浴シーズンの幕が開けた。
「思い出に残る夏にすることを誓います」 140人が一斉に海へ
朝から強い日差しが降り注ぐ中、海開きのセレモニーには清水小学校と大龍小学校の5年生約140人が参加した。児童代表は「このきれいな磯海水浴場を守りながら思い出に残る夏にすることを誓います」と力強く宣言。セレモニーを終えると、子どもたちは砂浜から一斉に海へと飛び込んだ。
海の水は少し冷たかったようだが、子どもたちは意に介せず元気いっぱいに楽しんでいた。「冷たくて気持ちよかったです」「初めて海で泳ぎました。楽しいです」と笑顔で話す児童の声が砂浜に響き渡った。
熱中症警戒アラート発表の中、麦茶・タブレットで万全の備え
この日の鹿児島市は最高気温32.5度を観測し、真夏日となった。奄美地方を除く鹿児島県内では熱中症警戒アラートも発表されており、海水浴を楽しむうえで暑さ対策が欠かせない状況だった。
会場では熱中症予防のため、麦茶とスポーツドリンク、塩分補給のためのタブレットが用意された。「すっきりして涼しくなりました」と話す児童の様子からも、こまめな水分・塩分補給の効果がうかがえた。

小さな子どもを連れて訪れた海水浴客も暑さ対策には余念がなく、「日差しがなくても帽子は絶対というのと、水を一人1本以上あるように持ってきた」と話した。地域に根ざした海水浴場ならではの、家族連れの姿が目立った。

2025年は過去5年で最多の利用客 2026年もにぎわいに期待
磯海水浴場をめぐっては、JR仙巌園駅が開業して初めての夏となった2025年に、利用客が1万4246人と過去5年間で最多を記録した。鹿児島市によると、2026年も多くの人出が予想されるという。

地域のランドマークとなったJR仙巌園駅の存在が、磯海水浴場へのアクセスをさらに高め、利用者増加に貢献していることがうかがえる。地元の小学生たちが「きれいな海を守る」と誓った磯海水浴場は、地域の夏の象徴として年々その存在感を増している。
磯海水浴場は8月31日までオープンしている。
【動画で見る▶磯海水浴場で海開き 熱中症対策も万全に!【鹿児島】】

