宮崎県のスキー場が廃止されることになり大分県九重町のくじゅうスキー場が九州で唯一のスキー場となります。
経営を取り巻く環境はどうなのか。現状を取材しました。
◆宮崎県五ヶ瀬町 小迫幸弘町長
「スキー場営業を維持することは極めて困難であるとの判断に至った」
日本最南端のスキー場「五ヶ瀬ハイランドスキー場」について今週、地元の町長が廃止することを表明しました。
利用客の低迷や温暖化による雪不足の中欠かせない人工造雪機や施設の老朽化などが要因です。
◆TOS梅田雄一郎記者
「宮崎県のスキー場の廃止により九州唯一のスキー場となるのがここくじゅうスキー場です。ただ、こちらのスキー場も悩みを抱えています」
1996年にオープンしたくじゅうスキー場。利用客数はインバウンドの影響で2024年のシーズンに12万人を超えて過去最高となるなど好調だといいます。
一方で頭を抱えているのが…
◆くじゅうスキー場佐藤智之支配人
「こちらが人工降雪機」
温暖化の影響はこちらも同じで人工降雪機は欠かせません。くじゅうスキー場はほぼすべてが人工の雪で交換などのため、ここ数年、毎年新たな降雪機を購入しています。
また、50台以上ある降雪機を稼働させると一晩で燃料費と電気代で50万円以上かかるということです。
◆くじゅうスキー場 佐藤智之支配人
「燃料代高騰があって一番ダメージはあるが、まず雪を作らないと、スキー場という商売ができないのでそこは致し方なく捉えて投資をしている」
様々な課題もありますが、これからも雪に触れられる場所を守っていきたいとしています。
◆くじゅうスキー場 佐藤智之支配人
「スノースポーツだけじゃなく子供がそり遊びをしたり雪遊びをしたりする機会を作りたい。体験をしてもらいたいという気持ちで続けている」
九州で唯一、そして日本最南端のスキー場となるくじゅうスキー場。今シーズンの営業は12月11日からの予定です。
