激しい雨が降りしきる沖縄・石垣島。
吹き荒れる強い風にあおられ、雨がカメラを激しく打ち付けます。
大型で非常に強い勢力の台風9号が迫りつつあります。
局地的に激しい雨がたたきつけたかと思えば、雨がぴたりとやみ、風が強まるなど不安定な天気となっていました。
台風9号は現在、沖縄の南の海上を時速20kmの速さで北北西へ進んでいて、沖縄県の全域が強風域に入っています。
台風が直撃する可能性が高い石垣島では、すでに影響が出ています。
空の便は全便が欠航となり、フェリーも全便が欠航と島の交通網が軒並みストップ。
石垣空港では、すでに26.2メートルの強い風を観測しています。
宮古島地方と八重山地方に暴風警報が発表されています。
さらに、台風9号が迫っている西表島。
画面右から左に向かって激しい雨が風で押し流されている様子が見て取れます。
西表島の大原では、昼過ぎに最大瞬間風速26.5メートルを観測しました。
一方で、石垣島・宮古島・西表島などでは、このあとから11日夜にかけて丸一日以上、暴風域に入り続ける恐れがあります。
午前9時ごろの石垣島。
海岸線には白波が押し寄せています。
撮影したのはダイビングショップを経営する半田さんです。
グローバルダイブ・半田泰洋店長:
台風のうねりがかなり届いていて、海岸は荒れている状態です。少しでも被害が少ないことを祈っています。
島では9日から、台風9号への備えが始まっていました。
窓に板を貼り、暴風対策。
その一方で、スーパーでは食料品が売り切れるなど台風の影響が出ていました。
その理由とされるのが、今回の台風の強さです。
グローバルダイブ・半田泰洋店長:
11年前の2015年に大きい台風が直撃したんですけど、そのときは車ひっくり返ったりとか、そのときの台風と勢力と進路がほぼ一緒。かなり厳重に対策はとっています。
2015年、今回と同じ「非常に強い」勢力で台風15号が石垣島を直撃。
観測史上1位の最大瞬間風速71メートルを記録。
暴風によって駐車場では車がひっくり返り、車道でも車が横転するなどの被害や信号機が真っ二つに折れ曲がるなど大きな被害が出ました。
今回の台風9号も被害が出た時と同じような強さの暴風が吹く恐れがあります。
台風から遠く離れていても危険な状況となっていたのが鹿児島・与論島です。
港を映すカメラには、大きな波が堤防を乗り越える様子が。
台風9号によるうねりが港に到達し、堤防を白波がのみ込む危険な状況となっていました。
この台風9号で太平洋高気圧が強まり、列島に危険な暑さをもたらしています。
全国の584の地点で真夏日を観測。
35度以上の猛暑日は2026年最多となる40地点で観測しました。
その1つ、福岡・久留米市は3日連続で猛暑日となりました。
かげろうが出現するなど暑さの現象が見られました。
街の人は「40度になるのも間近なのかなと商店街のみなさんと話していた。大変です、もう暮らす人にとっては」と話しました。
2026年初めて体温超えとなった太宰府市。
午後1時過ぎに全国で一番の暑さとなる37.8度まで気温が上昇。
太宰府天満宮へ続く参道では、アイスを食べる人々の様子が見られました。
関東甲信でも猛暑日の暑さです。
山梨・甲府市では、午後2時前に最高気温35.1度を観測。
ミストの下で暑さをしのぐ人たちの姿が見られました。
11日は危険な暑さをもたらす猛暑日が拡大する見込みです。
予想最高気温は福岡・久留米市で38度、大分・日田市、佐賀市で37度。
熱中症への注意が求められます。
3日連続の真夏日となった東京都心は、強い日差しが降り注いでいます。
この日差し対策として、都内の小学校では1年生を対象に日傘の使い方を教える特別授業が行われました。
日傘を使うと体温の上昇が抑えられます。
児童は「(Q.日傘さしてみてどう?)ちょっと涼しくなった」と話していました。
一方、傘をさし、足早に信号を渡る人たちの姿が見られたのは、午後1時ごろの沖縄・石垣島です。
激しい雨でずぶぬれになりながら歩く人たちもいました。
大型で非常に強い台風9号。
11日の朝にも沖縄県の先島諸島に最接近する見込みで、予想される最大瞬間風速は60メートルです。
台風9号によって太平洋高気圧が強まり、各地で気温が上昇。
福岡・太宰府市、大分・日田市で2026年初めて、体温超えとなる37度以上を観測しました。
東京都心も3日連続で真夏日を観測。
午前中から気温が30度を超える暑さとなっています。
都内では22人が熱中症の疑いで救急搬送されました。
東京・上野公園で10日から始まったのは、2026年で75回目となる「うえの夏まつり」。
4000個の風鈴で涼しさを演出。
2026年は猛暑を想定し、暑さ対策も強化しました。
上野観光連盟 理事長・長岡信裕さん:
このようにですね、飲食スペースによしずの屋根を設けました。これ非常に、この体感温度も変わります。
飲食スペースには2025年まで屋根はありませんでしたが、2026年は日よけに「よしず」を設置。
また、屋台の営業開始時間を1時間遅らせ、午後3時スタートにしました。
一方、千葉県の外房にある九十九里浜には、急激に暑くなったことで、海には楽しむ人々の姿がありました。
