警察官を名乗る男などからSNSで「疑いを晴らすためにはお金をチェックする必要がある」などと言われ、山口県下関市の50代男性が約1500万円相当の暗号資産をだまし取られていたことが分かりました。

長府警察署によりますと5月28日ごろ、下関市の無職の50代男性の自宅の固定電話に郵便局員を名乗る男から電話があり「荷物の中にお金が入っていた。この荷物はあなたの住所に送られようとしている」などと言われました。

続けて電話は警察官を名乗る男に代わり「事件の捜査をしていたらあなたの名前が書かれた通帳が見つかった。通帳を売ることは犯罪だが心当たりはあるか」などと言われた。

その後、男性はSNSでやり取りするようになり、警察官や検事を名乗る男から「あなたの疑いが晴れない限りいつ逮捕されるかわからない。疑いを晴らすためにはお金をチェックする必要がある。あなたのお金を暗号資産に変換してそれを金融庁が確認する。暗号資産に変換する過程で紙幣番号を調べて犯罪に使われていないかを調べる」などと言われ、話の内容を信じた男性は6月9日から12日にかけて3回にわたり計1512万9000円相当の暗号資産を購入して、指定されたコインアドレスに送金してだまし取られたということです。

警察はニセ警察詐欺事件として調べるとともに
▽非通知や+で始まる国際電話など心当たりのない電話番号からの電話に出ないこと
▽万が一電話に出てしまっても、一度電話を切って家族や警察に相談すること
▽警察がビデオ通話などで話をしたり逮捕状を見せたり現金の送金を求めることはないので、そのような場合は一度電話を切って家族や警察に相談すること
などの注意を呼びかけています。

テレビ西日本
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