非常用に千円札と小銭を準備
災害時に備えて手元に用意しておく現金は、小銭を含めて2〜3万円が目安です。
停電や通信障害で、スマホ決済、クレジットカード、電子マネーなどの電子決済やATMが使えなくなる事態に備え、千円札と硬貨を多めに用意しておきましょう。
災害時でも1万円札は法定通貨として使えますが、被災直後はつり銭が枯渇しやすく、少額の買い物で1万円札を出しても受け取ってもらえないことがあるようです。
小銭は自動販売機や公衆電話で活躍します。避難の際に持ち出す「非常用持ち出し袋」の中に、小銭を常に入れておくことをおすすめします。筆者も100円玉と10円玉を束で入れています。
紙幣が濡れて破れてなくなった場合や、燃えて一部なくなった場合でも、一定部分残っていれば金融機関で交換可能です。紙幣の面積が3分の2以上残っていれば額面全額と交換できます。3分の2未満の場合でも、5分の2以上残っていれば額面半額と交換できます。
災害時だけの対応でなく常時対応しているので、手元に破れたり、燃えたりしている紙幣があれば交換しましょう。
モバイルバッテリーは常備
スマホは連絡や決済手段だけでなく、カメラやライトなどの機能もあり、災害時に大活躍します。
モバイルバッテリーは必ず用意しておきましょう。「非常持ち出し袋」の中に、手回しや太陽光などで充電できるような装置を入れておくとより安心です。
頼藤 太希(よりふじ・たいき)
経済評論家・マネーコンサルタント。(株)Money&You代表取締役。中央大学商学部客員講師。早稲田大学オープンカレッジ講師。ファイナンシャルプランナー三田会代表。

