この日、教習を受けていた中国出身のカンさんは、2024年1月に来日し、今後も日本で生活するため、外免切替の試験を受ける予定だ。

これまでにも何度か練習したことはあるというが、交差点を右折しようとすると、右側通行の中国でのクセが抜けていないのか、 右車線に入ってしまうことも…。
そして、左折する時には縁石に乗り上げてしまった。

練習の結果、コツをつかんでスムーズに曲がれるようになったカンさんは、改正後に追加された踏切の通過や坂道発進も練習し、この日の教習を終了した。

外免切替が厳格化されたことについて、カンさんは「後で自分が運転するときに安心。厳しいことは良い」と話す。

カンさんは1月に知識確認には合格したが、技能確認は不合格。
次回、技能確認で合格できれば日本の免許を取得できるが、不合格の場合、知識確認の有効期限が切れるため、また一から受け直すことになる。

そこまでして挑戦し続けるのには理由がある。

カンさんは2024年に日本人の男性と結婚、千葉・成田市の夫の家で生活しているが、最寄り駅までバスで20分ほど。そのバスは1時間に1~2本しかないという。
また、大きなスーパーまでは車で30分ほどかかるため、買い物に行くには夫の運転が必要。

こうしたことから、1人でいるときはあまり出かけず、家庭菜園が唯一の趣味だという。

「彼女(カンさん)も真面目に努力してきたので、なんとか合格してほしいと思う」と話す夫と共に、技能試験に向かったカンさん。
「自分頑張れ!」と自らを奮い立たせ、試験会場に入っていった。

そして、およそ3時間後、結果をたずねると「残念、不合格ね」。
今回も不合格だった。

カンさんは「後で猛練習。大丈夫!」と笑顔で語り、知識確認から受け直すという。

(「イット!」7月7日放送より)

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