茨城・古河市の介護老人保健施設で入所者2人を殺害した罪に問われている元職員の女に水戸地裁は、入所者1人については無罪とした上で懲役20年を言い渡しました。
介護老人保健施設「けやきの舎」の元職員、赤間恵美被告(40)は2020年、入所者の男性2人の体内に点滴を介してシリンジで空気を注入して殺害した罪に問われています。
赤間被告は無罪を主張し、裁判は、他殺かどうか、赤間被告が犯人と認められるかが争われていました。
水戸地裁は判決で、吉田節次さんに対する殺人の罪については「吉田さんの側でシリンジを押し引きする動作をしていたのが目撃されていた」と指摘したほか、「犯行時間に、赤間被告以外が部屋を出入りしたとは考えられない」として、有罪と認め、懲役20年を言い渡しました。
一方、鈴木喜作さんに対する殺人の罪については、「赤間被告が犯人であると考えるには合理的な疑いが残る」などとして無罪としました。
弁護側は「半分は納得、半分は不服に尽きる」として控訴する方針です。
