長崎市の城山小学校で、原爆をテーマにした舞台劇が上演されました。
演劇を通して平和への思いをつなぐ取り組みが続いています。
女子大学生・希心役(惣田紗莉渚さん)
「肝心の質問。なんであなたはこの81年後に蘇ったの?」
瀧川益一役(吉田道広さん)
「天国で“一晩だけ長崎に行っていい”と言われた」
上演されたのは、「原爆鉄道の夜~81年目の愛~」です。
原爆で命を落とした少年が81年後の現代に蘇り、当時、「救援列車」が出発した道ノ尾駅で女子大生と出会い、原爆体験を語る物語です。
7日の上演会は主人公のモデルとなった瀧川 益一さんの甥で、城山小学校原爆殉難者慰霊会の本田 魂 会長などが企画し、城山小学校の全校児童558人が鑑賞しました。
瀧川益一役 吉田道広さん
「こういったことがあったということをちゃんと伝えられるように、橋渡しする立場としてやらせていただきました」
女子大学生・希心役 惣田紗莉渚さん
「自分たちも勉強して忘れないように、忘れさせないように演劇を通して何か表現できたらいいなという気持ちで臨みました」
児童たちは真剣な表情で約30分の舞台を見入っていました。
6年生 松田葉輝さん
「今まで6年間平和について学んできたんですけど、きょうの演劇を見てさらに平和への思いが深まった」
作・演出 松村克弥 監督
「被爆の校舎が残るこの場所で上演いただけることが、まずすごくうれしいというか、やりがいのある公演だったと思います」
「原爆鉄道の夜~81年目の愛~」は今後も学校などでの上演が予定されています。
