国内最高峰のバレーボールリーグに、鹿児島から新たな挑戦者が加わる。2021年に発足したフラーゴラッド鹿児島が、今シーズンからSVリーグへと参入。7月3日、活動拠点を置く日置市で新体制発表会見が開かれ、多くの報道陣が詰めかけた。

「ともに喜び、ともに成長できるクラブへ」

午後3時、日置市の会場に小園康夫代表や川畑俊輔GM、選手らが顔を揃えた。川畑GMは会見の冒頭でチームのビジョンをこう語った。

「関わるすべての方が当事者として戦い、ともに喜び、ともに成長できるクラブを目指していく。2026―27シーズンも鹿児島から新たな挑戦を続けていきます」

この記事の画像(8枚)

フラーゴラッドは2021年の発足以来、参戦するリーグで次々と好成績を収めてきた。2025年にはVリーグの初代王者に輝き、地域に根ざしたクラブ運営が高く評価された結果、今シーズンからSVリーグへの参入が実現した。

新キャプテン・峯村雄大が語る「覚悟」

SVリーグ初年度のチームを率いるのは、昨シーズンから指揮をとる藤田高教ヘッドコーチだ。そして新たにキャプテンに就任したのは、昨シーズンからチームに加わった峯村雄大選手である。

峯村キャプテンは最高峰の舞台への意気込みをこう表現した。

「SVリーグは非常にハイレベルな場であり、激しい戦いの場であることは僕たちも覚悟しています。少しでも気を抜いたらやられるという覚悟を持って、戦うつもりです」

その言葉には、SVリーグへ飛び込む緊張感と、それでも前へ進む強い意志が滲んでいた。

「鹿児島の武器はホームゲームの一体感」

副キャプテンには、指宿市出身の迫田郭志選手が就く。昨シーズンのVリーグでトップスコアラーに輝いた実力者だ。SVリーグでの経験も持つ迫田副キャプテンは、現在のリーグのレベルについて率直に語った。

「2シーズン前のSVリーグとは、今ははるかにレベルが違う」

それでも、鹿児島ならではの強みがあると力を込める。

「鹿児島の武器になるとすれば、ホームゲームの一体感がすごいなと思います」

地元・鹿児島のファンとともに戦うことが、強豪ひしめくSVリーグで生き残る鍵になると見ている。

外国人選手4人を含む8人が新加入、新ユニホームも披露

今シーズンのチームは、既存の7人の選手に加え、外国人選手4人を含む8人が新たに合流した計15人体制で最高峰の舞台に臨む。

会見では、鹿児島の空と海をイメージしたデザインの新ユニホームもお披露目された。真新しいユニホームを手にした選手たちの表情には、新シーズンへの引き締まった気持ちがにじみ出ていた。

12チームが競う男子SVリーグは2026年10月に開幕し、各チームが44試合を戦う長丁場となる。Vリーグ王者として積み上げてきた実績と、鹿児島というホームタウンの熱量を背に、フラーゴラッドがSVリーグという新たなフィールドでどんな戦いを見せるか、注目が集まる。

【動画で見る▶フラーゴラッド鹿児島が新体制発表会見 10月開幕の最高峰SVリーグに挑む!】

鹿児島テレビ
鹿児島テレビ

鹿児島の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。