愛媛県内で今年上半期に1000万円以上の負債を抱え倒産した企業は40件になり、16年ぶりの水準になったと帝国データバンク松山支店が3日に発表しました。今後も中東情勢の影響を受けた価格高騰の影響で、倒産は増加傾向が続くと予想しています。

発表によりますと、愛媛県内で今年上半期に1000万円以上の負債を抱え倒産した企業は40件で、去年の同じ期間より9件増加。16年ぶりに40件以上を記録しました。

この一方で負債総額は51億4700万円になり、去年の同じ期間より583億6600万円も大幅に減少しました。大幅に減少した理由は去年2月に上半期に丸住製紙の民事再生法の適用の申請があったためです。

倒産した企業の業種別で、最も多かったのは建設業の14件、次いで製造業が6件、小売業とサービス業がそれぞれ5件と続いていて、「破産」が37件を占めています。

要因別では不況型の販売不振が30件に達しました。

負債額別で最も多かったのは「5000万円未満」が16件、次いで「1億円以上5000万円未満」が15件、「5000万円以上1億円未満」が8件、「5億円以上10億円未満」が1件でした。

また従業員が10人未満の中小・零細企業が35件を占めています。

今後は中東情勢の影響を受けた石油関連製品の価格高騰で、愛媛県内も企業の収益悪化の表面化が進むとみられ、倒産の件数は増加傾向が続くと分析しています。

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