宮城県内でも外国人観光客が増える中、東北の空の玄関口・仙台空港は、民営化10周年を迎えました。昨年度の旅客数は過去最多の400万人を記録し、今後は550万人を目指していくということです。
民営化10年を記念して、仙台空港の2階では、7月4日からイベントが開かれます。
記者リポート
「イベントでは、全国の空港からのおすすめ商品がずらりと並ぶ。各地の名産を仙台空港で買い求めることができる」
富山空港からはマス寿司…。
伊丹・関西空港からはロールケーキなど、全国14の民営化空港や民間空港から、およそ130の商品が販売されます。
仙台国際空港施設営業部 木村昭仁部長
「全国のおすすめの商品を味わっていただきたい」
仙台空港は2016年7月、「東北全体の復興」や「経営の黒字化」を目的に、国が管理する空港として初めて民営化されました。
民間ならではの決定の早さなどもあり、海外での営業も加速し、路線を拡大してきました。
仙台国際空港施設営業部 木村昭仁部長
「国外にも行って、いろいろな航空会社、国の機関といろいろ交渉をして便を増やしてきた」
こちらは民営化後の旅客数の推移です。
コロナ禍の影響で、2020年度は前の年度からおよそ250万人減り、121万人にまで落ち込みました。
しかし、その後は右肩上がりに回復し、昨年度は過去最多となるおよそ400万人に。
純利益も過去最高のおよそ8億1000万円となりました。
昨年度は台湾・高雄との定期便やバンコクとの季節便が就航し、アジア圏のインバウンドが好調だったことも要因で、国際線の旅客数は前の年度よりもおよそ14万人増えました。
一方、2044年度までの旅客数の目標は国内線と国際線合わせて550万人としていて、東北全体の観光客数増加につながるよう、利用者拡大を目指していくということです。
仙台国際空港施設営業部 木村昭仁部長
「ここからいろいろな情報を発信し、それを感じていただき、また東北に戻ってきていただくという環境づくりみたいなところを、これから取り組んでいきたいと思う」
