アメリカのメディア「ナショナルジオグラフィック」に、「2026年に行くべき世界の旅行先25選」に日本で唯一選ばれた山形。東北のまだ知られていない魅力をさらに広めようと、台湾のメディア関係者を招いて体験会が行われた。

1日、長井市のそば店を訪れたのは、台湾のシニア世代向けのウェブメディア「50+」の編集者ジェームズ・ジェンさん。
何度か日本を訪れたことがあるが、東北地方は初めてだという。

古民家を改装した店では、日本そばともちを味わった。
特にもちは、台湾ではスイーツとして提供されることが多く、この「納豆もち」には驚いた様子。

(台湾メディア50+・ジェームズ・ジェンさん)
「うまい!」

まだ知られていない日本を“新発見”してもらうことがこのツアーのねらい。
企画したのは日本政府観光局。
外国人観光客の誘客増加を目的に、海外メディアを対象としたツアーを開催している。

富裕層をターゲットに想定し、宮城の名勝・松島や山形県内の各所をめぐる“食や歴史に触れる4泊5日”。
最終日の3日に訪れたのは、山形市の山寺。
ツアーガイドの説明に熱心に耳を傾けながら1015段の石段を上って行く。

(台湾メディア50+・ジェームズ・ジェンさん)
「石段を歩くだけだときつくて苦痛に感じるが、ここで歩くのは全然そういう風に感じない。美しい自然の中を歩くのはリラックスもできるし、心が洗われるような気がする」

アジサイが彩る梅雨ならでは風景。
写真に収めながら上って行き、約30分で絶景スポット・五大堂に到着した。

(台湾メディア50+・ジェームズ・ジェンさん)
「山形の印象は、大都会と離れて静かで、心休む場所。都会のリズムは早くて、ここに来るとゆっくりできる。その瞬間・瞬間の空間が素晴らしい。ここで食べられる山菜などの食材がすごくおいしくて感動した」

(日本政府観光局(JNTO)・飯塚遊々さん)
「実体験や、ここで聞いたストーリーを自分の言葉で発信してもらうことで、日本に詳しい台湾の人たちにも“日本にはまだ知らない魅力があるんだ”と伝えてもらえる。実際に海外メディアに来てもらうことが大事」

ジェームズさんの体験をつづった記事は、年内にも現地メディアで公開される予定で、「山形をはじめ、もっと地方に足を運んでほしい。都会にはない食と癒しがあるということを伝えたい」と話していた。

さくらんぼテレビ
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