解体予定のアパートを活用した消防の救助訓練が、鳥取市で行われました。
7月2日に鳥取市の住宅街で行われた訓練には、鳥取消防署の消防士や救助隊など9人が参加しました。
訓練場所は、4月末まで実際に人が住んでいた木造2階建てのアパート。
1週間後に解体されるのを前に、建物を管理する大手建築メーカーが訓練に役立ててほしいと提供しました。
訓練は『2階に取り残された人がいる』という想定で行われ、隊員たちは2人1組となって梯子を設置し、窓から建物内に侵入。
要救護者に見立てた大きな荷物を地上へと搬送しました。
また、鍵がかかったドアをこじ開けるための専用の工具の使い方や、窓を割って部屋の中に侵入する手順などを一つ一つ確認していきました。
鳥取消防署消防司令補・武内雄紀さん:
最近の住宅事情のような窓とかベランダの構造、それを理解することで我々も現場にいかせる。どういった災害にも立ち向かえる部隊になれるように精進していきたい。
消防は、今回のような実践的な訓練を通じて現場の対応力を高めていきたいとしています。
鳥取県によると、2026年5月までに県内で起きた火災の件数は82件で、2025年と同じ時期に比べ9件減少。
死傷者は15人で、2025年よりも6人減少しています。
