アメリカのトランプ大統領は1日、医師に扮(ふん)したトランプ大統領が自身に批判的な著名人らが「トランプ錯乱症候群」を患っているという架空の設定で登場するAI動画をSNSに投稿しました。
トランプ大統領が1日に投稿したAI動画では、白衣をまとい医師に扮した自身が「あなたや知り合いがTDS(トランプ錯乱症候群)と診断されたことはありますか?」と問いかけ、「私は治療法を確立しています。実際に治療を受けた患者たちの声を聞いてみましょう」と語っています。
その後、俳優のロバート・デニーロ氏やジュリア・ロバーツ氏ら複数の著名人が患者として登場し、「もう10年以上も(TDSに)苦しんできたが、トランプ医師の言うことを聞いて、ようやく効果を実感し始めた」などとトランプ大統領を称賛する様子が描かれています。
最後には「治療法はシンプルです。フェイクニュースには触れずに、私のようにダイエットコーラを飲むと驚くほど改善するでしょう」とのコメントで締めくくっています。
TDS=「トランプ錯乱症候群」という言葉は、トランプ大統領や政権が、トランプ大統領に対して批判的な人たちを指す際に使っています。
トランプ大統領はこれまでにもオバマ元大統領夫妻を類人猿に見立てたAI動画を投稿し、批判を受けて削除するなど物議を醸しています。
今回の投稿について、アメリカメディアは「出演者の許可なく音声や映像を使用するなど、AIを制限する法整備をエンターテインメント業界が求めている中で公開された」などと懸念を示しています。
