活発な梅雨前線の影響で県内は阿蘇地方で2日早く線状降水帯が発生しました。
阿蘇郡小国町を流れる筑後川が溢れ床上浸水の被害も出ています。
九州北部地方を南下した梅雨前線の影響で県内には活発な雨雲がかかり、気象台は午前3時19分に「阿蘇地方で線状降水帯が発生した」と発表しました。
【阿蘇・大津カメラマン】
「午前3時の阿蘇市です。風と雨脚が強くなってきました」
未明から明け方にかけて阿蘇郡南小国町で1時間に73.5ミリを観測するなど
県の北部を中心に非常に激しい雨が降り、6月30日朝6時の降り始めからの雨量は
阿蘇市乙姫や山鹿市鹿北で200ミリを超えています。
続いて、河川の状況です。
国交省によりますと午前4時20分、阿蘇郡小国町を流れる筑後川の杖立橋付近で氾濫が発生。国交省は、一時、警戒レベル5の「氾濫発生情報」を発表しました。
県によりますと小国町で床上浸水の被害が1件確認されているということです。
菊池川でも、未明に一時、菊池市の広瀬観測所でレベル4「氾濫危険水位」を超えました。
【西村勇気アナウンサー】
「荒尾市上井手、関川のほとりです。流れは茶色く濁って速くなっています。
川岸に目をやると、土砂が15メートルほどに渡って流出しています」
荒尾市を流れる関川でも水位が上がり、川岸に土砂が流入しました。
また、熊本県によりますと、県道4カ所が全面通行止めとなっています。
熊本市北区植木町の市道では倒木により約3キロメートルが全面通行止めとなりましたが、現在は片側通行となっています。
交通機関への影響です。JR九州によりますと、豊肥線の肥後大津大分・中判田間で始発から運行を見合わせています。
