活発な梅雨前線の影響で熊本県内は阿蘇地方で、2日早く線状降水帯が発生しました。
阿蘇郡小国町を流れる筑後川が溢れ床上浸水の被害も出ています。
梅雨前線が、九州北部地方をゆっくりと南下し前線に向かって暖かく暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で2日未明、長崎県、佐賀県、福岡県では相次いで『線状降水帯』が発生。
熊本県内では熊本地方気象台が午前3時19分に「阿蘇地方で線状降水帯が発生した」と発表しました。
【阿蘇・大津カメラマン】
「午前3時の阿蘇市です。風と雨脚が強くなってきました」
阿蘇郡南小国町では、午前3時15分までの1時間に73.5ミリ、山鹿市鹿北、阿蘇市乙姫でも未明から明け方にかけて1時間に60ミリを超える非常に激しい雨が降りました。
30日朝6時の降り始めからの雨量は阿蘇市乙姫で208ミリ山鹿市鹿北で207ミリなどとなっています。
この大雨で南小国町には町内全域に『レベル4・避難指示』が出されていましたが
午前9時に解除されました。
続いて、河川の状況です。
国交省によりますと午前4時20分、阿蘇郡小国町を流れる筑後川の杖立橋付近で
氾濫が発生。
国交省は、一時、警戒レベル5の「氾濫発生情報」を発表しました。
小国町によりますと床上浸水の被害が1件確認されているということです。
このほか、菊池川では午前4時50分、菊池市の広瀬観測所でレベル4「氾濫危険水位」を超えました。
現在、水位は下がり玉名市ではレベル2「氾濫注意水位」となっています。
交通機関への影響です。
JR九州によりますと、豊肥線の肥後大津大分・中判田間で始発から運行を見合わせています。
また、鹿児島本線の荒尾・植木間でも始発から運行を見合わせましたが、現在は再開しています。
今後の雨の見込みです。
気象台によりますとこの時間、大雨のピークは超えたとみられますが熊本県内では
午後も、ところどころで
にわか雨がある見込みです。
現在、熊本地方と阿蘇地方にレベル2・大雨注意報、熊本地方、阿蘇地方、天草・芦北地方、球磨地方にレベル2・土砂災害注意報が出されています。
このあと2日夜遅くにかけて土砂災害に十分注意し、昼前にかけて低い土地の浸水、河川の増水、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。
