島根県出雲市の住宅の庭から、父親と長男とみられる2人の遺体が見つかり、次男が死体遺棄の疑いで逮捕された。遺体には外傷が確認されており、警察は発見の経緯を含め、殺人の可能性も視野に詳しい捜査を進めている。

庭から父親と長男とみられる遺体

島根県出雲市で、住宅の庭から父親と長男とみられる2人の遺体が発見された。
死体遺棄の疑いで逮捕されたのは、次男だった。

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現場となったのは、閑静な住宅街にある一軒家である。
2人の遺体が発見されたのは、その庭だった。

この家には父親の森山典人さん(85)と長男の晋也さん(55)が暮らしていたが、現在2人とは連絡が取れていない。

発覚のきっかけは親族からの「連絡が取れない」という内容の通報だった。

警察が現場へ駆けつけると、庭には不自然に盛り上がった土があった。

不審に思った警察が庭を調べたところ、うつぶせで服を着ている状態の男性2人の遺体が見つかったという。

穴の深さは約30cmで、遺体には頭と腹に出血を伴う外傷もあった。

発覚当時、警察が家の中を確認すると、この家の住人ではない次男の森山友和容疑者(49)の姿があった。

その後、警察は森山容疑者を死体遺棄の疑いで逮捕した。

父親の同級生は通報2日前に会う約束

父親の典人さんの小学校時代の同級生を取材した。
通報2日前に典人さんと飲み会をする約束をしていたという。

典人さんの同級生は「何十回も飲みに行った仲間です。本当に真面目で穏やかな人でした。いつもは10分ぐらい早く来る森山君が来ないので、一体どうしたんだろうと思いました。23日には一緒に飲みに行く約束でしたので、確認のため22日に電話した時は元気でした。これは何か起こったに違いないと思った」と語った。

普段は遅刻することはない典人さんが飲み会に現れなかったことを心配し、家を訪ねたが不在だった。

そのことを聞いた近所の人が典人さんの親族に連絡を取ったことで、警察への通報につながった。

森山友和容疑者だけ家の中に

親族に連絡した近隣住民は「何の反応もないので、親族の方も来て警察と消防を呼びました。その方たちも大きな声で『森山さん』とずいぶんと叫んでいました」と話す。

当時、玄関には鍵がかかっていたが近隣住民は「(消防が)ガラスの2階のところまでハシゴを作って上がって中に入りました。誰もいないはずなのに、お父さんはいませんでしたが、次男さん(森山友和容疑者)は家の中にいた」と話す。

森山容疑者は警察の調べに対し、「否認します」と話しているという。
警察は今後、身元確認を急ぐとともに、殺人容疑も視野に捜査を続けている。
(「イット!」 6月29日放送より)