熱中症や節電の対策として外出先で一時的に涼む場所を提供する「クールシェアスポット」を、地域住民の交流の場としても活用する新たな取り組みが、鳥取市で始まりました。
鳥取市中心部の元町地区で始まった「コミュニティ・クールシェアプロジェクト」。
鳥取県の平井知事と新たにクールシェアスポットを提供する施設の代表者など約10人が参加して、記念セレモニーが行われました。
「クールシェアスポット」は、暑い日に外出先で一時的に涼むことができる公共施設や商業施設などのことで、熱中症や家庭での節電対策として環境省や全国の自治体が開設を進めています。
鳥取県ではこれをさらに発展、地域にあるより身近な施設にも「クールシェアスポット」に登録してもらい、地域の住民の新たな交流の場としても活用します。
元町地区では、ミニシアターや地域食堂など4つの施設が「クールシェアスポット」として登録され、地元の町内会や地域の民生委員や児童委員がサポーターとして、利用を呼びかけます。
県は2026年4月からこども食堂や小さな商店など住民にとって身近な施設を対象に「クールシェアスポット」を募集、これまでに133の施設が新たに登録しました。
鳥取県・平井知事:
今、鳥取は手と手をつなげるような顔が見えるネットワーク、絆社会が残っているのがこれからの売りだと思っています。そうやって支えあっていくひとつの形がクールシェアになれば、プロジェクトとしての成功かなと思っています。
「クールシェアスポット」を地域の交流の場にも活用するのは、全国で初めての取り組みだということです。
県は引き続き、登録施設や協力する地域団体を増やし、新たな地域のつながりを強める取り組みを進めることにしています。
