広島県内で30人を超える犠牲者を出した「6・29豪雨災害」から29日で27年。甚大な被害に見舞われた広島市佐伯区の河内地区では28日、犠牲者への追悼式が執り行われた。
河内地区で10人が犠牲に
1999年6月29日、広島市西部を中心に大雨による土砂災害が相次ぎ、死者・行方不明者は県全体で32人に上った。なかでも佐伯区の河内地区では、10人の命が奪われた。
石碑に花、記憶を次世代へ
式典には地域住民など約80人が参列。当時の記憶を後世へ伝えるために建立された石碑の前に花を手向け、犠牲者の冥福を祈った。河内地区自主防災会連合会・西田勝幸会長は「今後とも災害の恐ろしさ、防災の大切さを忘れないようにするため、忘れまい6・29集会は末永く開催し続けてまいります」と語った。
午後2時50分、サイレンで追悼
「河内防災の日」に定められた29日、27年前に災害発生の第1報があった午後2時50分に地区内でサイレンが鳴らされる。風化しつつある記憶を呼び覚ます取り組みが今年も続けられる。
テレビ新広島
