福岡市で行方不明となった80代の女性を発見したのは“鼻が効く捜査員”だった。
体力と運動能力が高いシェパード
福岡市の西警察署に姿を現した1匹のシェパード。こころなしか嬉しそうな表情にも見える。シェパードの本名は『ゾル・フォム・ネーベルドルフ』。通称、ラガーと呼ばれているオスの警察犬だ。

ラガーは2026年5月30日、福岡市西区で80代の女性の行方が分からなくなった際に、枕カバーから女性の匂いを記憶。捜索開始から僅か1時間半後に女性を発見し、最悪の事態を未然に防いだ。

この日は「行方不明者を早期に発見した。その功労は偉大であるからこれを賞する」と西警察署の池田知弘・署長が感謝状を贈った。
シェパードが警察犬として多く採用されている理由は、学習能力、運動能力が共に高く、人の指示をよく理解して素早く動ける犬種だからだ。指示への集中力や作業意欲が強く、複雑な訓練もこなせるため、世界中で警察犬や軍用犬として使われている。
福岡県警の“エース捜査員”ラガー
実はこのラガー、表彰されたのは今回が初めてではないのだ。
福岡県警鑑識課の安部紘朗・巡査部長は「今年に入って複数件、効果を挙げていますので“エース級”と言っても過言ではないと思っています」と胸を張る。

ラガーは、これまで窃盗事件や行方不明事案などを数多く解決してきた福岡県警の“エース捜査員”なのだ。
ラガーの武器は、嗅覚。人間の数千倍はあるといわれている。

記者から「感想は?」とマイクを向けられたラガー。「ラガーどうする?頑張る…?『頑張る』と言っています」(福岡県警鑑識課 安部紘朗・巡査部長)。

福岡県警は「1人でも多くの命を守れるように、ラガーと共に訓練に努めていきたい」としている。
(テレビ西日本)

